千田琢哉さんの”20代の辞書”を購入・読破しました。
言葉を知らないより、知っている方が強い。言葉を知っているより、解釈を知っている方がもっと強い。
本書では、いろんな言葉の意味だけでなく、解釈を解きほぐしてくれています。この解釈を記憶することが必要なのでなく、解釈を考える習慣を体得することが必要なのだと読み解きました。
会社の中で頻繁に行われる”会議”という言葉を知らない人はいないでしょう。ただ、この言葉に加え、衰退する会社の会議は、始まってから考える。と付け加えてあるだけで、目の前の事象を深く考えるキッカケになります。
遅刻についても、1時間の遅刻より、1分の遅刻の方が罪深い。と説明してくれています。1時間の遅刻は、交通事情など予期せぬことに巻き込まれた可能性があるが、1分の遅刻は、相手より自分を優先した証拠だと。。。
的を射た解釈ばかりで、非常にためになった一冊です。
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