前回に引き続き、書斎の遥拝所をご紹介させていただきます。
神宮大麻、氏神さまの御札に続き、崇敬神社として「明治神宮」さまの御札をお祀りさせていただいています。
東京の原宿という大都会にありながら、広大な敷地を持つ明治神宮さま。
御祭神は、明治天皇さま・昭憲皇太后さま。
つまり、明治天皇さまが崩御された後に作られたお社。
2020年に創建100年祈念の行事があったことで、100年前にどういう状態だったのかを知ることができました。
日本の歴史が2600年以上もあることから考えると、わずか100年。
その時には、今のように森があった訳ではなかった。
明治天皇さまと昭憲皇太后さまをお祀りしたいという気持ちで、ボランティア述べ10万人以上、献木10万本が集められ、今の状態になる出発点だったとのこと。
人間が手入れすることなく、人工で森を創る。
本多静六さんらが考え、150年後には今の状態になると想定していたといいます。
すごいですよね、150年後を想像し、その想像に呼応する人たちが国内外におられたというのが。
その先人たちの思いと行動の結果に、現代の私たちが直面させていただいている。
人類が、過去の積み重ねで出来ていることを感じながら遥拝させていただいています。
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