自分の子どもを失った夫婦が、その出来事からすれ違いをしてしまい、破局に向かっていく状態を、旦那目線と奥さん目線で1本ずつ映画化した、”ラブ・ストーリーズ”をWOWOW鑑賞しました。
男性は、未来に向けて歩み出すためにすべきことを、理論的に提示します。
一方、女性は、自分の分身である我が子を失ったことの精神的苦痛から立ち直れず、気持ちを理解して欲しい姿を出していくのです。
ただ、双方とも相手への優しさと離別感を持てていない部分が交錯して、自分の気持ちを素直に伝えきれないままの時間を過ごし、男性は浮気行動に走ってしまいます。
素直になるのって、男性も女性も勇気がいることなんですね。
当事者になったとき、自分が男性の立場で勇気を持ちつつ、女性の気持ちを察する優しさを持てるのか、考えさせられました。
同じ出来事を、男性/女性の目線で描くというのは、非常に興味深いものでした。
夏休みに再度鑑賞予定です!
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