池上彰さんの”戦争を考える”を購入・読破しました。
理系大学卒で、社会科の勉強をまったくしてこなかったため、歴史など、基礎的な知識が不足していることに、遅ればせながら気づき始めました。
日本が平和と呼ばれて、まだ70年程度。
つまり、100年前には、普通に戦争などの争いごとをしていたことを知らないまま死ぬのはまずいと考え、急ピッチで学び始めました。
宗教でもそうですが、自分の主張を述べているだけでは争いは起きないのですが、相手の主張を否定し始めると、途端にどちらが正しい!という争いに発展することがわかります。
西欧諸国の攻撃に対抗するために、大東亜帝国を築こうとした日本。
大東亜帝国を築くためには、日本以外の国々を支配下に治める必要がある?!
歴史を振り返っても、何が正しかったのかは、その出来事をどう捉えるか次第とも言えることでしょう。
事実を知ることは非常に大切ですが、事実をどう解釈するかは、自分の頭で考えないといけないのだと感じさせてくれた一冊でした!
無知の知。という言葉があるように、自分が無知であることを知ること自体が、一つの知識なのでしょうね。
この世には知らないことが多すぎです!だから、楽しいのかも!!
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