インドの少年が迷子になり、巡り巡ってオーストラリアの夫婦の養子となり、25年目に自分の親と再会するという実話をベースにした”LION/ライオン 〜25年目のただいま〜”をWOWOW鑑賞しました。
5,6歳の時に迷子になり、自宅に帰ることができなくなった少年が、孤児院のようなところに行き着き生活していたそうです。
そこに、オーストラリアの夫婦から養子にしたいとの申し出があり、オーストラリアで暮らし始めるのです。
この夫婦は、ご自身でお子さんをつくることもできたにも関わらず、地球上には満足な生活を送れない子どもがたくさんいると考え、あえてその子どもを養子に迎えるという選択をしたといいます。
少年は、大学を卒業し、ホテルマンとして生活を始めた頃、自分自身が迷子であったことを思い出し、自分だけが裕福な生活を送っていることに罪悪感のようなものを見出してしまいます。
過去の記憶を呼び起こし、自分がどこに住んでいたのかをgoogle earthで探し始めるのです。
オーストラリアの両親や友人たちの助けにより、25年目に実の母親と再会するという、想像を絶する結末に心が揺さぶられました。
一つ一つが奇跡のような出来事で、それが連なって、今の現状がある。
それぞれの出来事は違っていても、私の人生も奇跡の連続なのだと感じさせてくれるステキな作品でした!
有難う御座います。
最新の画像[もっと見る]