本シリーズも⑨を迎えたが、いちおう、⑩をもって閉じる予定です。したがって、そろそろまとめに取り掛かる必要があります。この稿が主に中学生、高校生の合唱初心者をイメージして進めてきたので、最後には合唱部の組織、運営に関わることに触れておきます。
最初のほうで、まずはチームワークが大切であることを強調しました。部員一人ひとりがチームの一員としての自覚を持って行動すれば必然的に良いチームが出来上がるはずです。しかし、人間関係に関するトラブルが起きることもあります。まさか、合唱部においては「いじめ」のような事態は無いとは思いますが、まれに「自分が大切、そして仲間が大切」の後段部分を忘れてしまう人がいます。「自分のことしか考えない、自分さえ良ければ」といったような言動を繰り返す人はチームワークを壊す人です。公人としての資質に欠ける人、すなわち合唱部という公的団体にはふさわしくない人となります。公人という言葉が出てきたので、以前約束をした合唱部内の男女交際についても触れておきます。
これは、混声合唱部に限定されますが、ある程度の年齢で男女が共同生活を行えば、必ず男女交際(恋愛)が生まれます。むしろ自然なことであると言っても良いでしょう。しかし、敢えて奨励するものでもありませんが、「全面禁止」などと叫ぶのは不自然であり、不健康なこととさえ思えます。カップルが誕生した際に二人が心がけるべきことは、まさに公人としての自覚です。部内ではチームワークを優先すること、他者に迷惑を掛けないこと、他者にあらぬ気遣いをさせないことなど、しっかりとした約束事を作り、それをお互いに厳守し、仲間から尊敬されるような交際をすることです。これは、青少年に限らず全ての世代に共通することだと思います。くれぐれも、二人だけの殻に閉じこもるような言動を慎みましょう。
部内においてカップルが出来ることを全面否定するものではありませんが、願わくは「みんな仲良し」が理想です。出来るだけ広く、多くの人と交流して、「みんなが居心地の良い合唱部」を目指して下さい。その目標を見失いさえしなければ、パートの団結とか、学年の結束等々は大いに結構なことだと思います。そのことが全体にもプラスとなり、△△中学(高校)合唱部としてのカラーが出来、良い合唱が生まれることになれば良いのです。時々、中・高生に(特に〇性に)ありがちな排他的仲良しグループがいくつか出来て、お互いに反目し合うといった図式は最悪です。「良いチームが出来て、よい合唱が生まれるのです!」
最初のほうで、まずはチームワークが大切であることを強調しました。部員一人ひとりがチームの一員としての自覚を持って行動すれば必然的に良いチームが出来上がるはずです。しかし、人間関係に関するトラブルが起きることもあります。まさか、合唱部においては「いじめ」のような事態は無いとは思いますが、まれに「自分が大切、そして仲間が大切」の後段部分を忘れてしまう人がいます。「自分のことしか考えない、自分さえ良ければ」といったような言動を繰り返す人はチームワークを壊す人です。公人としての資質に欠ける人、すなわち合唱部という公的団体にはふさわしくない人となります。公人という言葉が出てきたので、以前約束をした合唱部内の男女交際についても触れておきます。
これは、混声合唱部に限定されますが、ある程度の年齢で男女が共同生活を行えば、必ず男女交際(恋愛)が生まれます。むしろ自然なことであると言っても良いでしょう。しかし、敢えて奨励するものでもありませんが、「全面禁止」などと叫ぶのは不自然であり、不健康なこととさえ思えます。カップルが誕生した際に二人が心がけるべきことは、まさに公人としての自覚です。部内ではチームワークを優先すること、他者に迷惑を掛けないこと、他者にあらぬ気遣いをさせないことなど、しっかりとした約束事を作り、それをお互いに厳守し、仲間から尊敬されるような交際をすることです。これは、青少年に限らず全ての世代に共通することだと思います。くれぐれも、二人だけの殻に閉じこもるような言動を慎みましょう。
部内においてカップルが出来ることを全面否定するものではありませんが、願わくは「みんな仲良し」が理想です。出来るだけ広く、多くの人と交流して、「みんなが居心地の良い合唱部」を目指して下さい。その目標を見失いさえしなければ、パートの団結とか、学年の結束等々は大いに結構なことだと思います。そのことが全体にもプラスとなり、△△中学(高校)合唱部としてのカラーが出来、良い合唱が生まれることになれば良いのです。時々、中・高生に(特に〇性に)ありがちな排他的仲良しグループがいくつか出来て、お互いに反目し合うといった図式は最悪です。「良いチームが出来て、よい合唱が生まれるのです!」