8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

わが合唱歴⑥~岩見沢東高校で15年~2.

2011-10-17 07:20:29 | 合唱
「付き過ぎず離れ過ぎず」が私のスタンスであった。そして「部は私物ではなく、生徒のためのものだ」、「顧問がいつ他の人に代わってもギクシャクしない活動と運営」などを心がけてやっていたつもりである。したがって、極力生徒の自主性、やる気を大切にし、出来るだけ事細かなことにまでは口出しをせずにいた。特に部長の立場やプライドを尊重することには配慮していたつもりだが、果たして当人たちはどのように感じていたことか?ただ単に「無責任、やる気無し」と受け取っていた人物もいたかもしれないとも思っている。

私が合唱部の活動に関して、初めて強く主張し実施に踏み切ったことがある。それは、夏季休業中の合宿練習の実施であった。私はかねがね、学生、生徒の部(サークル)活動には合宿は必須であると思っていた。チームワークの養成や技術力の向上といった観点から、合唱部(団)の活動においても合宿の効果は大きいと思っている。このことは、学生、生徒に限らず、一般の合唱団でもそれをやる(やれる)ような団体は頼もしい。しかし、北海道では学生、生徒以外の団体からは合宿の声は聞こえて来ないのが現状である。

当初は夏休み中だけであった合宿を冬にも実施することになり、夏冬2回の合宿が定例化された頃には部員も増加し、活動に活気が漲ってきたと感じている。若かりし顧問も生徒と共に遊び、夜中までゲーム(トランプ)に熱中したり、肝試しで生徒を驚かせたり等々、思い出がたくさん出来た合宿であった。
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