8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

小樽と私

2008-02-19 00:00:19 | インポート
「雪あかりの路コンサート」を聴きながら色々なことに思いを巡らせた。そのほとんどが、私と小樽の人にまつわる内容であった。8703が北海道学芸大学在学時に小樽出身の相沢保正君と出会い、「アポロ男声合唱団」に誘われた。そこには指揮者として上元芳男先生がいらっしゃって、それを機に上元先生は8703の合唱の師として永くご指導を仰ぐことになった。

昭和37年、8703大学3年生の時に「アポロ男声合唱団」は全日本合唱コンクール全国大会に出場した。場所は東京文化会館、同館の杮落としの行事として開催された。もちろん、8703も一員として参加した。その時、共にステージに立った人が大道恒夫先生、長内 勲先生であり、他にも数名、今回のコンサートで確認した。

東京文化会館のステージで、8703と同じトップテナーとして歌った人に針生勝男氏がいた。数年前の秋、同氏のお嬢さんのコンサートで約40年ぶりに再会し、翌年春に小樽のコンサートでもお会いした。ところが、その数か月後に、彼は急逝した。筆舌に尽くしがたい驚きと悲しみであった。お元気ならば、きっと彼も歌っていたであろうに・・・。

アポロを離れてからも、小樽の人との出会いは続いた。8703が静修短期大学へ移り、合唱団の定期演奏会等でお世話になった中村 浩氏。岩見沢東高校時代、合唱部の夏合宿に坂下徹君と共に陣中見舞いに来てくれた北大生時代の廣原 誠氏。同じく岩見沢東高校で一年間合唱部顧問を共にし、8703が去った後を引き継いでくれた上に媒酌人までさせてもらった長枝明彦氏とそのご両親。

再び大学生時代を思い起こせば、一年後輩ながら大変お世話になった杉本守正君、彼は小樽潮陵高校に赴任し、合唱部の伝統を築いた。また、大学グリークラブの先輩である小山龍平氏など、8703の人生において忘れえぬ存在である人が多い。

そして今、高等学校三年次に同級生であった三浦 悟君が小樽の医師会、合唱界で活躍されていることは誠に嬉しいことである。これからも、8703と小樽との関わりは続くであろうことを確信して家路に着いたのである。
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音楽三昧

2008-02-18 00:00:33 | インポート
昨日(16日)の「雪あかりのコンサート」に続いて、今日(17日)は午後二時から夜まで、二つのコンサートを聴いた。昼は「雪降るまちの贈りもの」~オペラと日本の歌ファミリーコンサート~。夜は「まなみーるDEクラシック2008」~札幌交響楽団演奏会~であった。

「雪ふるまちの贈りもの」では、千田三千代(ソプラノ)、小山陽二郎(テノール)、札幌オペラスタジオメンバーによるオペラアリア、二重唱そして、日本の歌の数々で、アットホームな雰囲気で声楽を楽しませてくれた。

札幌交響楽団は、円光寺 雅彦 指揮、伊藤 亮太郎のヴァイオリン独奏で、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」などを聞いた。メンデルスゾーンでは、かなり睡魔に負けてしまったが、チャイコフスキーはしっかりと最後まで聞き終えた。とても良い演奏で、最近の札響は地方公演も大切にしていることを実感した。円光寺さんの指揮はすこぶるオーソドックスで好感が持てた。

二日間、合唱あり、声楽あり、オーケストラあり、と音楽三昧の時間を持つことが出来た。とても幸せで、心は爽やかだが、身体の疲労は否定できない。明朝には除雪作業が待っていないことを願っている。
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雪あかりの路コンサート

2008-02-17 21:49:04 | 合唱
昨日、小樽合唱連盟創立60周年記念、第10回小樽雪あかりの路協賛事業「雪あかりの路コンサート」に行ってきた。メインステージは小樽出身、伊藤 整の詩に多田武彦が作曲した男声合唱組曲「雪明りの路」であった。平成14年から始まった「雪あかりの路コンサート」において4年連続歌い継がれている。

この曲を歌うために4年連続、東京から歌いに来ているという合唱団があった。男声合唱団「お山の大将」は東京八王子で活動する団体で、女性指揮者他約10名が、打ち上げ会でも大いに気勢を上げていた。その他、北海道各地から集まった男声が約80名、長内 勲氏の指揮で本格的な男声合唱の醍醐味を聞かせてくれた。

実は、8703は初めて足を運んだコンサートであるが、小樽在住の三浦 悟氏(8703の高校同期)からの招聘を受けての小樽行きであった。三浦氏は小樽混声合唱団に所属し、昨日も男声、混声のステージで熱唱していた。終演後共に歩いた小樽運河の「雪あかりの路」は誠に幻想的で、映像でしか見ていなかった運河に浮かぶ灯りは、とても美しかった。カメラを持参しなかったことを悔いている。

最後まで(打ち上げからJR駅まで)お付き合いをしてくれた三浦氏、そして、突然ながら打ち上げで駄弁を弄する配慮までしていただいた中村 浩氏はじめ小樽合唱連盟のみなさんに厚く感謝する次第である。


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佐藤宏三 日本画展

2008-02-15 13:26:40 | インポート
佐藤宏三君(岩見沢東高等学校 53期 昭和60年卒)の日本画展が開催されます。今回は大作に挑戦したようです。みなさん、どうぞ足をお運びください。


               


          
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部員(団員)確保

2008-02-14 14:21:55 | 合唱
「8703の部屋」には、時折、大学生、高校生も訪ねてくれているようなので、1~2ヶ月後に迫った新入部(団)員(以後、部員で統一)獲得作戦(?)について考えてみたい。8703がこれまで関わって来た高等学校合唱部及び大学合唱団の様子を踏まえながら、みなさんと共に考えてみたいと思っている。したがって、みなさんからの感想、意見等がたくさん寄せられることを期待している。

①目標は倍増
 一口に倍増とは言っても並大抵のことではない(現実は不可能に近い)。しかし、目標は高く掲げるべきである。8703が倍増と言う裏には「部員一人が、一人の新入部員をつれて来ると倍増達成」、の持論がある。。ここで言いたいことは、数字以前に部員の意識を高めることである。部員確保に関して、部員一人一人が(もちろん顧問も)、他人事ではなく、自分達の重大なテーマとして認識し、真剣に取り組むことが重要なのだ。

②出来ることは何でもやる
 もちろんルールを守った上でのことであるが、まずは、何が出来るか?を皆で相談し、アイデアを出し合うことである。そして、効果があるか無いか?などを先に考えないで、出来ることは全てやってみることだ。。某名門高校では入学式から1~2週間、2~3人が組みになってプラカードを掲げながら「合唱部、合唱部」と連呼しながら校内を回るそうである(休み時間に)。入学式後に1~2回ビラ撒きをしただけで、ただ待っているスタイルでは大量入部などありえない。

③口コミが一番
 ビラを撒いたり、ポスターを貼ったり、相談会を開設したりetc.出来ることは何でもやるべきだが、何よりも効果があるのは対面勧誘である。いろんな場面を利用して声掛けをしてみることである。教室で、食堂で、電車・バスの中で、一声「合唱部に入りませんか?」と声を掛けてみよう。もちろん、中学・高校の後輩がいれば、必ず声を掛けよう。合唱経験の有無など関係無しである。100人に声を掛けて一人でも二人でも入部してくれれば大成功である。くらいの覚悟で声掛けをしよう。ただし、嫌悪感や恐怖感を与えないように注意しよう。

④自分に自信を持とう
 口コミの場合、大切なのは説得力である。「教科学習と両立できますか?」「アルバイトもしたいのですが?」等々、新入生は希望も一杯だが不安も多いのだ。そこで、先輩が自信と確信に満ちた対応が出来るか否か、重大である。
ちなみに、8703はあえて「勉強と部活の両立」とは言わないことにしている(して来た)。なぜならば、部活動も立派な勉強だから。部活動の素晴らしさについて、自信を持って語れる先輩であって欲しいのだ。

⑤活気があり、明るい活動を
 「とりあえず一度見学させてください」という新入生もいる。なかなか一夜漬けは難しいので、普段から活気があり、明るい活動をすることが大切である。「暗い」というイメージは絶対に与えてはいけない。

⑥発表の機会を大切に
 合唱部(団)は入学式等で校歌(学歌)を披露する機会がある。ほとんどの新入生にとって初めて聞く校歌・学歌である。8703は「入学式で聞いた校歌に感動して入部しました」という声を何度か聞いている。いい顔で、いい声で、感動的な演奏をするべきである。

⑦アフターケアーを忘れるな
 一旦入部した人を長続きさせるには最初が肝心である。うるさがられない程度に気配り、目配りをして面倒を見ることを忘れないことである。時には、一時期、担当者(世話係)を決めて、しっかりとした人間関係を構築することも考えられる。ただし、この方法は慎重にせねばならない。人選、方法等を誤ると逆効果になることもありうるからだ(笑)。一生懸命に勧誘して入部してもらったが、馴染めなくて早期退部してしまうことの無いようにしたいものである。

今日のところはここまでにしておく。勧誘大作戦に協賛、協力してくれる人を募ります。どしどしコメントをお寄せください。公表できるものについてはその旨添えてください。
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