なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

2017年9月の伊吹山(その4)

2017-09-14 06:01:20 | みんなの花図鑑
これまで沢山見られた花、伊吹を代表する花・・・と続けてきました。
4日目は趣向を変えて、伊吹山で目立ったシソ科の花を紹介します。
本当は苦手なんですよね、シソ科^^;
花の形が特徴のある唇形花なので、「シソ科やろな~」というところまでは分かるのですが、そこから先が難しいです。

今回は伊吹山の花図鑑を参考に名前を付けました。
間違っていたらご指摘ください。

その1.イヌトウバナ(トウバナ属)


うーん、これまで紹介した花と比べたら、ちょっと地味ですね。
平地で見かけるトウバナの花はピンク色ですが、このイヌトウバナは白く、萼に沢山毛が生えています。


普通、イヌの名前が付くときは、本家と違って役に立たないときに付けられるようですが、この場合は、「否(いな)」トウバナ(トウバナに似ているがトウバナではない)から付けられたという説明をネットで見つけましたが、真実はわかりません。
私は毛が沢山生えているからイヌに一票入れたいです。

その2.クルマバナ(トウバナ属)


花期が終わりかけていたのか、花が散った車輪状の萼が目立ちました。
よく見ると、ピンクの花が可愛いです。


その3.ヤマハッカ(ヤマハッカ属)


ハッカによく似ていますが、全くの無臭です。咲いている姿は、シソによく似ていて、写真に撮りにくいです。
広々した草原に点在していました。

花のアップ。花冠は4裂しているそうですが、3裂しか見えません^^;


青空バックに・・・


その4. イブキジャコウソウ(イブキジャコウソウ属)
7~8月の花なので見られないと思っていましたが、山頂にたった一輪、咲いていました。ラッキー!
高山に限らず、低地にも咲く花で、庭などにも植えられたりしています。
 

その5.テンニンソウ(テンニンソウ属)
1日目にも紹介しましたが、伊吹山中に咲いていたテンニンソウはシソ科です。


尾状の花序で、蘂が目立つので、シソ科っぽくありませんが、一つ一つの花は唇形花です。
上唇2裂、下唇3裂とのことですが、分かりますか?
花をトリミングして載せますが、私はよく分かりません・・・^^;;


最後に、山頂から琵琶湖を臨む光景を・・・時間は16時頃です。
琵琶湖は凪いだ海にしかみえません。











コメント (14)
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