なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今日の一枚~イヌタデの仲間たち

2017-09-29 05:57:44 | みんなの花図鑑
紅白シリーズラストを飾るのは「イヌタデ」の仲間たちです。

先日投稿したイタドリもタデ科でしたが、この時期、イヌタデを始めとしてあちこちでタデ科の花を見かけます。
良く見るタデからあまり見ないタデまで、少し昔に撮った写真も含めて大放出します!

最初は、オオイヌタデ
イヌタデに比べて花序が大きく垂れ下がります。色は白っぽいです。


JRの宇治川橋梁の下に群生していました。


同じ場所で混じって咲いていたオオケタデ
アジア原産の帰化植物です。


おととし、京都府立植物園で見たオオケタデの巨木ならぬ、巨株。花の大きさとあでやかさはピカイチです。


元々はこれで紅白シリーズ最終にするつもりだったのですが、私のフォルダには他にもタデ科がいっぱい!
私は出してくれないの!?と催促するので、今日の特集になりました。

同じ日、大量に見かけたタデ科。
小さくて分かりにくいですが、花序の細い感じはハナタデのようです。


お次は、去年の写真ですが、京都府立植物園の湿地ゾーンで見かけた超細いタデ。
ボントクタデです。


ヤナギタデに似ていますが辛味がないので、愚鈍を意味する「ボントク」という名前を付けられたそうです。
葉にV字形の模様があるのが特徴です。

次の花は、アイ。別名タデアイ。


知らなかったのですが、藍染に使う植物はこのアイなんだそうです。
アイの葉を乾燥させてから発酵させて用いる方法は、今は徳島にしか残っていないとWikipedia先生は言ってました。

さて、この花は今の時期暗い林内などで良く見かけるミズヒキです。
暗い、ゆれる、花が小さいの三重苦でまともな写真が撮れたためしがありません^^;


ここまでの植物はすべてタデ科イヌタデ属。
というわけで、本家本元のイヌタデ登場です!


日本中いたるところに見られる植物で、花を赤飯に見立てて「アカマンマ」の別名があります。
花は開かず、そのまま実になります。

トリは、同じくタデ科イヌタデ属のサクラタデで!!


上品な桜色と可愛い花は文句なしにタデ科のプリンセスです。

お付き合い有難うございました~^o^/





コメント (16)
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