なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今日の一枚~マメ科3種盛り(2)

2017-09-21 06:13:44 | みんなの花図鑑
マメ科第二弾です^^

台風一過の青空の下、久しぶりに宇治川の堤防を歩いてみました。
今の時期、元気いっぱいなのがマメ科のお花たち。
一年ぶりに元気な姿を見せてくれました。

さて、今日も3種類のお豆ちゃんをご紹介~♪

その1 ヤハズソウ


マメ科ハギ属。先月行ったときにはまだでしたが、今回は超ミニサイズの花がぽつぽつ咲いていました。
アップで見ると、結構可愛い形です♪


とにかく、堤防にびっしりと生えていました。
 

ヤハズソウは、葉の先をつまんで引っ張ると、矢筈形に千切れることから付いた名前です。
やってみました。


蝶とともに・・・


その2 ヤブツルアズキ


マメ科ササゲ属。学名では、Vigna angularis var. nipponensis といい、栽培されているアズキ(Vigna angularis)の仲間です。
野生種のこちらは、薮の中でツルになっているアズキということで、名付けられました。
写真では分かりにくいですが、小葉に切れ込みがあります。


宇治川堤防で昨年はじめて見つけて、今年は2箇所でかなり沢山の株が見られました。
花と実を同時に見られる写真です。実はアズキのミニチュア版のような感じです。


よく似た植物に、ノアズキ(マメ科ノアズキ属)がありますが、こちらは花がそっくりなのに属が違います。
実を見れば、違いがよく分かります。
下の写真は、去年木津川堤防で撮ったノアズキ。サヤエンドウみたいな実がなっています。
よく見ると、小葉に切れ込みがなく、小さいクズの葉のような感じです。



その3 ネコハギ


マメ科ハギ属。Kiteさんのお写真で初めて名前を知り、今年初めて実物を見て感激しました。
地を這うタイプのハギで、花は非常に小さく、これまで見ても気付いていなかったのだと思います。
名前の由来は、毛が沢山生えているから猫にたとえたとのこと。
花のアップ。確かに毛が葉に沢山生えています。でも肉眼では見えません^^;



マメ科特集、いかがでしたか?
魅力たっぷりのマメ科の花。また機会があればご紹介しますね^o^/

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする