なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

2017年9月の伊吹山(その6)

2017-09-16 07:36:29 | みんなの花図鑑
台風が近づいてきていますが、皆さんのところでは大丈夫でしょうか?
九州の方が大雨になっているようですが、心配です。
風のほうも、風速50mとか想像も付きません><

さて、そんな中ですが、伊吹山第6弾、赤・ピンクの花特集です^o^/

まず復習。伊吹山固有種のコイブキアザミと、


巴形の花のシオガマギクはすでにご紹介しました。


その他の花ということで、1つ目は、伊吹山といえばこの花!のシモツケソウです。
とはいえ、花期は7~8月なのでほとんど終わっており、数輪小さい花がみられたのみでした。
バラ科シモツケソウ属。


山頂の売店にいた方の話では、10年前くらいは今とは比べ物にならないほど多くのシモツケソウが山頂のお花畑を彩っていたそうですが、今は減ってしまってみる影もないそうです。
原因ははっきりしません。
それでもネットで囲って再生事業が行われており、今年の様子がポスターになっていました。


次の花はタムラソウです。
キク科タムラソウ属。


花はアザミによく似ていますが、アザミのような棘がなく、葉も優しい感じです。


次は秋の七草のひとつ、カワラナデシコです。
ナデシコ科ナデシコ属。


その名の通り、低地の川原などでも見られる花ですが、埼玉や鹿児島では絶滅危惧種に指定されているそうです。
山頂でみる花は色鮮やかで綺麗でした。


お次も秋の野を代表するワレモコウです。
バラ科ワレモコウ属。


漢字では吾亦紅、吾木瓜と書き、「われもまたこうありたい」から来ているという説や、木瓜紋を割った形に似ているという説があるそうです。
「われもこうありたい」の方が、なんか素敵ですね。

植物園などで見ると背が高くなって写真に撮りにくく、風情もいまひとつですが、西登山道で見たワレモコウは色鮮やかで綺麗でした。


さて、本日最後は花ではありませんが、おや?あそこに赤いものが・・・


寄ります。


もっと寄ります。


わー!マムシグサだ!
サトイモ科テンナンショウ属。
他の個体はまだ青い実を付けていましたが、この一本だけ真っ赤に熟していました。
独特の赤い実に目を奪われました◎v◎

赤・ピンクの花特集はこれでおしまいです。
いかがだったでしょうか?
では、また明日~^o^/





コメント (19)
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