なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今日の一枚~ダンチオウトウ

2018-03-12 06:20:08 | 植物
先日、号外でお知らせしたわが家のダンチオウトウがほんの数日で満開になりました。
その後、大雨や風の日などありましたが、気温が下がったこともあり、週末まで美しさを保ってくれました。
そんな姿をとどめておきたく、今年2度目の投稿です。




ダンチオウトウ。
漢字で書くと、暖地桜桃。
じつはこちらは本名ではなく、「シナミザクラ」という種の別名なのだそうです。
シナに引っ掛けてか、「唐実桜(カラミザクラ)」という別名も。
一般に佐藤錦などの品種名で流通するサクランボは、「セイヨウミザクラ」という種なので、そもそも種が違うとのこと。

一般のサクランボより、開花時期が早く(3月はじめ)、実のなる時期も5月上旬と早いです。
また、他家受粉の必要がなく、一本だけで結実するのも大きな特徴。
しかも、わが家の木、年に一度大きく伸びた枝を切るだけで、何も手入れをしないにもかかわらず毎年きちんと咲いてくれます。
丈夫で長持ち、まさにズボラななつみかん家に相応しい木と言えましょう。








唯一困っていることとといえば、早い時期に沢山咲く花に多数の鳥たちが群がり、花ごと食べてしまうこと。
スズメ、ヒヨドリ、メジロなど。
メジロは花まで落とさないのでいいのですが・・・




他の鳥たちは結構大胆に突いて花を落としてくれます。




それでも花の数が多いので、きっと連休明けには赤い実を沢山付けてくれることでしょう。
去年は大豊作でした(下の写真)。
実のサイズが小さく、皮が柔らかく、甘みが薄く酸味が強いなんてことは、自宅で食べる分にはまったく気になりません。
今年も実が生ったら、皆さんに自慢させてくださいね^^

 

ダンチオウトウの説明はこのサイトを参考にさせていただきました。
http://nitijoublog.net/dantioutou/ 




コメント (12)
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