なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

最初はランでっせ~♪~咲くやこの花館(1)

2020-01-07 05:33:15 | 植物

新春恒例、大阪は鶴見緑地、咲くやこの花館に行ってまいりました!
植物園はどこも年末年始休業、初日が私たちのお正月休み最終日となります。
貴重な一日、毎年行くのがここ、「花博記念公園鶴見緑地」です。
今日から6日間にわたって、咲くやこの花館と、公園の様子をご紹介しますので、どうぞごらんくださいね~

この日は朝から晴れたと思ったら冷たい雨が降る、典型的な冬型の気候。
最高気温は10℃まで上がらず、暖冬に慣れた身にはつらい日でした。
駐車場から出るや、寒風に縮み上がり、咲くやこの花館に駆け込んみました。

入り口を入ると、パンフレットと咲くやこの花館特製のカレンダーをいただきます。
(実はこのカレンダーが目当てだったりするんですよね~笑)
そして、最初の熱帯雨林植物室に入るとすぐに目に入るのがボリューミーなオンシジウム属の束!






そして正面には少し変わった形のランが満開!


これはマダガスカル原産の、アングレクム・エブルネウムというラン。


普通のランと違って、唇弁が上を向いているのが特徴だそうです。
ランの仲間は踊っている感じの花が多いのですが、なるほどだからちょっとタコみたいな感じなのですね。


次は、熱帯雨林室にあるガジュマルの木。
ガジュマル(クワ科)は、気根を地上におろし、気根で植物を取り囲んで殺してしまうことから「絞め殺し植物」と
呼ばれているそうです。


ところが、このガジュマルの木には沢山の着生のランが咲いています。


これだけでもおおっと思いますが、全体を見ると・・・


わおっ!と思わず叫ぶほど綺麗です。
中でも、中央の青紫の丸いラン「バンダ」は植物園イチオシです。
ちなみに私は最初「パンダ」だと思っていて笑われました。


絞め殺し植物が、色とりどりの華やかなランで満艦飾になり、ちょっと照れ臭そうです。
沖縄では妖精キジムナーが宿る「多幸の木」とも呼ばれているそうなので、幸先がいいかも・・・

他にも、ラン科の花が沢山ありましたが、それはまた明日・・・

(つづく)

【撮影:2020/1/5 大阪・咲くやこの花館】

 


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ランが凄い! (さざんか)
2020-01-07 09:52:10
なつみかんさん、おはようございます。
いつも思うのですが、「咲くやこの花館」とは面白い名前ですね。
温室ではなくて「熱帯雨林室」ですか。
ランが凄い!
マダガスカルのタコみたいなラン、難しい名前ですね。
絞め殺し植物のガジュマル、ラン達のお宿になっているとは驚きました。
色とりどりのランが美しいですね。
特にバンダの青紫が目立ちます。
いつ見ても不思議な模様です。
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咲くやこの花館 (fukurou)
2020-01-07 10:14:51
なつみかん様
おはようございます。
咲くやこの花館は古今和歌集の歌に由来していると聞いたことがあります。歌の中身は忘れました。

なつみかんさんすみません。さざんかさんの疑問に答えてしまいました。お許しのほどを。(笑)

お正月に植物園、さすが植物好きのなつみかんさんだけのことはあります。この時期温室のラン見ごたえがあるでしょうね。
一番目を惹いたのは、アングレクム・エブルネウムというラン、舌を噛みそうな名前ですね。

どうして逆さまに咲いているのか興味ありです。きっとやって来る昆虫に合わせているのだと思うのですが?
どうでしょうね。

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近くてもなかなか行けません・・。 (しいちゃん)
2020-01-07 21:37:31
なつみかんさん、こんばんは。

ランが一杯のガジュマルの木。
気根にちゃんと、絞めてもらって落ちないでそれぞれのランが気根を広げて生きてるのでしょうか?
面白いですね。

こんなの一本欲しい(笑)
絶対に無理やけど・・。
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知りませんでした~ (なつみかん)
2020-01-07 22:04:39
さざんかさん、こんばんは。
咲くやこの花館、当たり前のように思っていましたが、確かに変わった名前かも・・・
古今和歌集が由来とは知りませんでした。
1990年に大阪で開催された花と緑の博覧会の会場で、ヒマラヤの青いケシで有名なところです。
私も当時、見に行った記憶がありますが、もう30年も前になるんですね~

ここは基本温室なのですが、熱帯雨林室のほかにも、熱帯花木園や乾燥地植物室、高山植物室など見所が沢山!
外にも、ロータスガーデンや、イングリッシュガーデンなどいい季節なら楽しめるところが沢山あります。
一見の価値はありますよ~^o^
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気になってきました(笑) (なつみかん)
2020-01-07 22:09:02
fukurouさん、こんばんは。
咲くやこの花館の由来、さすがよくご存じですね~

それにしても、アングレクム・エブルネウムの花がなぜ他のランと違って唇弁が上向きになってるか・・・
気になってきたではありませんか。
色々ネットで見てみましたが、花粉を運ぶのは夜行性のガで、方向を放って引き寄せているらしいです。
単純に、ガが止まりやすい形なのかもしれませんが、分かりませんね^^;

明日は面白いつくりのランを投稿するので、またご覧くださいね~
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ぜひぜひ (なつみかん)
2020-01-07 22:12:18
しいちゃん、こんばんは。
ガジュマルの木に着生している沢山の華麗なランたち。
フウランなど上手に育てられるしいちゃんだったら、きっとうまく育てられますよ^^v
庭に一本あったら、華やかでいいですね~
(庭全体を囲って温室にしなくてはならないけど・・・)

私の目下の関心は胡蝶蘭をどうやったらうまく育てられるかです。
しいちゃんをお手本にしてるので、またレポートをお願いしますね~^^/

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ランランラン (ピエロ)
2020-01-07 22:12:24
なつみかんさん こんばんは!
年末年始は何処もお休みで残念でしたね。
でも早速熱帯雨林室と言所に行って来たんですね。
外の寒さ雨林室の暑さ・・・
凄いランですね。

昔 我家にもガジュマルの木があったんです。
当時は着床なんて知る由も無くしいちゃんと知り合って初めて知りました。
今となっては勿体ないことをしたわ。
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ガジュマルが@@ (なつみかん)
2020-01-07 22:15:37
ピエロさん、こんばんは。
咲くやこの花館は結構広いところで、さざんかさんのお返事にも書きましたが、他にもいろんな部屋があります。
案外涼しくて、いつもは冬場に温室に行くとカメラが真っ白に曇るのに、ここは大丈夫でした。

それにしてもおうちにガジュマルの木とはビックリです。
沖縄とか南の島の木という印象がありますが、北の方でも育つんですね。
今あったら、沢山ランをくっつけて楽しめたかも・・・^^;
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やっぱり温室ですね。 (カンサン)
2020-01-07 22:38:22
なつみかんさんへ、明けましておめでとうございます。新年は鶴見緑地、咲くやこの花館の温室に行かれたんですね。ここには私も行ったことがあります。
私は年末年始は故郷の唐津に帰っていました。途中、山口県、福岡県に寄ってきました。下関でふぐも食べてきました。
fc2のブログもできました。故郷の唐津の風景もアップしています。12月28日から1月5日です。お時間がある時ご覧ください。
今年もよろしくお願いします。
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Unknown (なつみかん)
2020-01-08 06:54:42
カンサンさん、おはようございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
山口・唐津の帰省旅のブログ、楽しく拝見しました。
やっぱり海はいいですね〜
ずっと盆地に住んでいるので、海鳥を見るとテンションが上がります。
カササギは佐賀平野にしかいないのですね。
白黒くっきりした綺麗な鳥ですね。

山口は私も15年近く前に行ったことがありますが、関門トンネル、歩いて渡りましたよ〜
フクも美味しかったです。
懐かしく思い出しました。
佐賀県は、吉野ヶ里遺跡に出張の帰りにちょこっとよっただけで、未知の領域です。
一度ゆっくり遊びに行きたくなりました(^^)
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