なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

普通の鳥さんたちの何気ない一コマ

2021-06-06 06:02:32 | 鳥さん

お買い物帰りに久しぶりに山科川を覗いてみました。
花のシーズンには沢山の人が愛でるソメイヨシノの並木です。



ずっと続けていた浚渫工事の結果、中洲が一掃されていました。
(今年はカルガモの子育てはどこでするのでしょうか・・・泣)
おまけに、土手が草刈りされた直後みたいで、つるっつる!
ところが、そんなことを考えてぼーっと眺めていると、なにやらちょこまか動く鳥?
慌ててカメラを出してパチリ。おやまあ、ムクドリです。



こちらがじっとしていたら、どこからともなく何羽もムクドリが現れて、地面をつつきながらあちこちウロウロ。
相変わらず、ごま塩顔がちょっとねえ・・・のムクドリですが、実は九官鳥も同じ仲間なんだそうです。
言われてみたら、九官鳥は色は真っ黒ですが、くちばしが同じようにとがって黄色いですね。
ムクドリは言葉をまねたりしないのでしょうか。


なんだか大きいムクドリ・・・と思ったら、ハト(カワラバト)が下りてきていました。


この辺りを縄張りにしているハトでしょうか。
いつのまにか、ムクドリはいなくなってしまいました。


サクラの木の下にもいつしか・・・


いつもハトと一緒に見かけるスズメ、気にせずになにかしら啄んでいます。


そうこうしていると、今度はお久しぶりのセグロセキレイが現れました。
軽快なステップ♪


行ったり来たりしています。
珍しく、カメラを向けても逃げて行きません。


何もない土手の向こうに、少しだけ黄色い花が・・・
セイヨウミヤコグサですね。


こんどはカラスが下りてきました。
綺麗な背中です。


横向いたところをパチリ。
ハシブトガラスのようですね。目が意外とキュートです。


どうして色々鳥が集まっているのか。
そして、どうしてみんな逃げないのかと思ったら・・・


草刈りをしたおかげで、イネ科の実や虫たちなどが地面に落ちて餌が豊富になっていたようです。
みんな夢中になっているときは、他のものが目に入らないのですね。

それはそうと、上の写真で黄色く写っている花。
あそこだけ草刈りされずに残っていますが実は・・・


なんと、特定外来生物のオオキンケイギクでした。
去年も、一昨年も、同じことが起こっていました。
駆除の対象になる植物だけ残している一級河川山科川の草刈り作業って、どうなんでしょう。

→カワセミさんが京都府に問い合わせてくださいました。特別な扱いが必要なので、後で、根から引き抜くのだそうです。疑って、大変失礼いたしました。ちゃんと配慮されていて安心です!!

カワセミさんも、ありがとうございました。

まあ、あとひと月もしないうちに、またセイヨウミヤコグサが生えてきて一面黄色くなるんでしょうけど~
植物(特に外来種)はしたたかです!

【撮影:2021/5/30  京都市伏見区】


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2021-06-06 07:08:03
草取りをしたあと、野鳥には、実もありますし、
虫も食べやすい、食堂になりますよね。

そんな時は、逃げない
私も同じような景色を見たことあります^^

オオキンケイギク、数年前、花を撮ることを
趣味にしたころ、たくさん咲いていました。
そして、外来種と知ったのもその頃です。
でも、何となくなんですが、少しずつ減って
少し賑やかにしてくれている雰囲気になっている気がしています。(私の近所だけかもですが)
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カラス、スズメ、ハト・・ (shu)
2021-06-06 08:37:52
なつみかんさん おはようございます。
宇治でも私が住んでいる千葉でも、見かける鳥は同じようですね。
カラスの目が可愛いですね。こんなふうに撮ってあげたい!

ところで、今朝は変ったカラスの鳴き声で見ざめました。
カァ~、カァ~ではなく、グヮ~、グヮ~って濁った声で鳴いていました。
それが犬のように、グヮン、グヮン、グヮンって3回鳴きました(あれははたしてカラスだったのか?)。

最近、ミナミジサイチョウという珍しい鳥がお隣の柏市で見つかっています。
ペットショップから逃げ出したそうですが、見つかったのは、我が家から車で15分ほどの所です。
寝ぼけながら、この鳥のことを考えていました。

しっかり目覚めて、今朝はスズメ、カラス、ホトトギスの他、珍しくウグイスを聞きました。
我が家でウグイスを聞いたのは、今年2回目だと思います。
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草刈りの人たちは (fukurou)
2021-06-06 09:02:03
なつみかん様
おはようございます。
草刈りする人たちは特定外来生物のオオキンケイギクだとご存じないのでしょうね。
綺麗な花だからそこだけ残そうと思ったのかも?
鳥たちは餌のある場所は敏感ですね。
草刈りした場所には必ず鳥が集まって来る。
畑で耕運機が土を掘り返すと、鳥が後ろをついて歩きます。
私も今日の投稿はムクドリでした!(笑)
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こんにちは (さざんか)
2021-06-06 10:51:27
色々生えていた場所が刈られてしまうとがっかりしますね。
野鳥観察舎脇の遊歩道も、以前は色んな草花は咲いていて楽しかったのに、今はすっかり刈られて何もありません。(:_;)
出も刈られた後には種や虫など、鳥の食べ物があるんですね。
カラスの顔をこんなにはっきり見たことはありません。
オオキンケイギクが刈られずに残っているのが可笑しいです。
近所のプランターでも咲いています。
プランターならいいのかしら?
出も種がこぼれますよね。
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逆に鳥が餌が捕りやすく (ダリアクミコ)
2021-06-06 11:36:57
なつみかんさん
こんにちは~
ホームグランドの芝川貯水池も秋にやりますが
ミミズなどが取りやすく集まります。
私達野鳥カメラマンにとっては有りがたいのですが
野草を楽しみにしている方には残念ですよね、
ホームグランドの芝川貯水池では野草は少ないのですが~
画像が見られない私も困ります。
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高速の法面などにも・・・ (なつみかん)
2021-06-06 13:00:10
attsu1さん、こんにちは。
草刈りされるとガッカリですが、鳥たちにはラッキーなんでしょうね。
(そういえば、年末家の前の水路脇の草取りをしたとき、その直後にジョウビタキがやってきたのを思い出しました)

オオキンケイギクは花が綺麗なので、「悪い外来種」と言われても、残しておく人が多いと思います。
似た園芸種もありますし。
先日、高速道路を走っていると、道の両側一面がオオキンケイギクでオレンジ色に染まり、夢でも見ているのかと思いましたよ~
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定番 (なつみかん)
2021-06-06 13:07:03
shuさん、こんにちは。
珍しい野鳥を見ることが少なくなり、最近はもっぱら身近な鳥を見ています。
特に最近建て続けにカラスの本を2冊読み、すっかりカラスファンになってしまいました。

グワ~とかグワンという声を聞かれたとのこと。
実はカラスって鳴きまねがすごく上手なんだそうです。
イヌの声をまねるカラスもいるそうなので、それだったのかも
夫婦仲が一番いい鳥だそうで、一生涯一番はもちろん、見ていて恥ずかしくなるほどラブラブなんだそうです。
巣材も工夫されていて、針金ハンガーは定番、産座に犬の毛を引き抜いて敷き詰めるなんてこともするそうですよ~
それに滑り台を滑ったり、電線で大車輪したりもするそうで、遊ぶ余裕もあるそう。
これを読んでからカラスを見かけたら観察しているのですが、意外とそれがシャイなんですよね~

すみません、ついつい熱く語ってしまいました^^;

ミナミジサイチョウ、ネットで見てみましたが、こんな鳥が庭なんかに現れたらビックリ仰天でしょうね。
ちゃんと保護されたのでしょうか・・・
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間違いないです (なつみかん)
2021-06-06 13:13:09
fukurouさん、こんばんは。
特定外来生物は持ち帰ったり育てたりしたらお縄になるレベルの生物なのに、植物は緩いですね。
必死で駆除しているのは、琵琶湖のオオバナミズキンバイしか知りません。
その他は、オオキンケイギクもオオカワヂシャも増える一方です。
(今年は地味なカワヂシャ、ついになくなってしまいました・・・)
草刈りする人はもちろんご存じないんだと思います。

ムクドリの記事、拝見しましたよ~
私が昨秋みたカキを争って食べるムクドリを思い出しました。
大騒ぎですよね。
表情がよく撮れていて素敵ですね!
木曽に向かわれましたか。
いいですね~
経済界では「ワクチン、打って打ってうちまくる」と言ってますが、うちの会社が対応できるのはいつになることか・・・
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草刈り作業の疑問と カラスの育児 (カワセミ)
2021-06-06 17:46:17
こんにちは。
先月 何日かに分けて 山科川の除草作業が行われていましたが
もっと上流でも オオキンケイギクだけが きれいに残されていて
特定外来生物の それだけを あえて残している ことに
私も 毎年 疑問に思っています。
先日 通った時、草刈り中の作業員さんに その点について
よっぽど たずねてみようか と思いましたが、勇気が ありませんでした・・・。

家の近くの木に 毎年 カラスが 営巣して 今年も ヒナが見えていました。 
昨日、グワーグワーッと ものすごい カラスのダミ声と
合間に か細く カ~ と鳴く声が聞こえるので 見てみたら
巣立ちした子供が 地面にいて、羽ばたくものの まだ うまく飛べないようでした。
ケガでもしているのかな? と しばらく見ていると ネコとか 人が通ると 2羽の親が グワーッと鳴いて 飛んで来て 威嚇するので 怖くて近寄れません。
その後も 時々 子供に エサを運んだり 寄り添う姿に 愛情を感じました。 
ネット検索してみると カラスの子供は まだうまく飛べないうちから 巣立つのだと知り、
納得しました。 その後も 親が ちゃんと 面倒をみるようです。
今回 偶然に カラスの子育ての1シーンに 遭遇し、
強面の外見によらず 愛情深い鳥 なのだと感じました。
コメントが 長くなり 失礼しました。 
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わかっているけど・・・ (なつみかん)
2021-06-06 17:50:36
さざんかさん、こんにちは。
草刈り作業、ちゃんとやらないとぼうぼうになって大変と分かっていても、そういう場面に出くわすとガッカリしますね。
でも野草(特に外来種!)はしたたかなので、日当たりがよくなった場所からニョキニョキ生えてきて、一か月もしないうちに元の木阿弥になります。
草刈りされている人はあ~あなんでしょうけど、私はホクホク顔(笑)

カラスは目が真っ黒なので、可愛いと書いてあったので、今回は特にアップで撮ってみました。
オオキンケイギク、多分プランターに植えたらもっと悪いと思いますよ^^;
(一応、法律で栽培禁止なので)
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