さっき吊り橋を渡ったばかりなのに、もう一度渡った訳はというと、ある植物の花が咲いていないか確認するため。
吊り橋を交差ポイントにして、8の字を描くような散策コースです。
山側の林縁、草が多いので山道があるようには一見見えませんが、それがあるんですよね~
幸い、草刈りをしてくれていたので、前よりはアクセスしやすくなっていました。
(それでも、杖は必携です!)
そこまでして出かけた目的はというと・・・
そう、コウヤボウキ(キク科コウヤボウキ属)です!
とても小さいけれどれっきとした落葉小低木。
春にギンリョウソウを見に行ったときに、沢山の葉を見ていたのできっと咲いているはずと見に行きました。
それほど珍しい花ではありませんが、宇治川畔で見るのは初めてです。
蕾もまだまだ沢山ありました。
キク科のご多分にもれず、コウヤボウキの花は筒状花の集合体です。
一つ一つの花は5裂した花弁と、蕊と、冠毛からなります。
なんせ暗くてピントがあった写真がほぼ皆無という悲惨な状態。
その中から比較的見やすい写真で見ていただくと・・・
くりんくりんとカールしているのが花弁。赤紫色にぴゅんと飛び出してるのが蕊。
解説が見つからないのですが、ひょっとして合着した雄蕊の真ん中から雌蕊が飛び出しているタイプ?
そして、根元のピンク色の毛が冠毛ですね。
これで謎が解けました。
ときどき、コウヤボウキのハナゴノスガタに、綺麗なピンク色のがあるのは、この冠毛の色が残っていたのですね~
(2017/1上旬 大阪府交野市)
ほとんど歩く人もいないこの場所、ツルアリドオシの実も見つけました!
いつぞやご紹介した通り、二個一で咲くツルアリドオシですが、子房は二個で一つだけ。
そのかわり、実の表面に花が咲いた痕が2つ残っています。
しまった!花を見逃がしました。来年は忘れずに見に行かなくては・・・
あとはキノコ~
これって、ホコリタケの仲間でしょうか。まだ穴は開いていませんが・・・
こんなのも・・・秋の林という感じだったのでパチリ。
だれが齧ったのか、柿の実。渋かった?(笑)
満足して、元の車道に戻り、白虹橋を渡ります。
今日もいるいる! カワウたち。
川の流れは穏やかです。
駐車場に戻る途中、右岸でキノコがニョキニョキ生えているのを発見!
しかもいかにも美味しそうに見えます。
でも用心用心。キノコだけはわかりません・・・
ということで、バーベキューのできる駐車スペースに到着~
自然の中でみつける花や実はやっぱりいいですね~
キノコが分かったらもっと楽しいのですが・・・
【撮影:2020/10/25 宇治川】
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多分ですが、いつもならガイドウォークで
咲いているのを教えてもらっているからかもです。
一人だと見つけられないことが私の場合、おおいんです😰
可愛い花ですよね😉
目的のコウヤボウキに出会えて良かったですね😉
色々なキノコにも出会える季節。と言っても
名前はほとんど分からず、スーパーのキノコを
寒い日は、鍋が楽しみな私でもあったりします
おはようございます。
ツルアリドウシの花、綺麗な4弁の花でしたね。
2個いちで咲く花でした。
昔山から持ち帰り家で育てていたことがありました。
やはり身近にあるとかなり記憶にの頃ものですね。
貴重種は叱られますが、普通の花はよく持ち帰っていました。
キノコは歩いているとよく見かけますが、やはり怖いです。
目的の花に出会えて良かったですね。
コウヤボウキ、私は見たこと無いんですよ。(:_;)
カシワバハグマに似ていますね。
コウヤボウキの方が、カールしていますかね。
今はキノコの季節、ブログにも色々アップされていますね。
でも確実に食べられると分かっている物以外は、絶対に手をつけてはいけませんね。
コウヤボウキ、この手の花の中では比較的よく見かけますが、地元で咲いていると感激もひとしおです。
実家近くの大阪の山では、ぼうぼう生えているので、葉を覚えていてよかったです。
よく見ると可愛い花ですね~
キノコはいくら美味しそうに見えても、野生のを食べることはありません。
以前触れただけで手がただれるという猛毒のカエンタケを見つけたときは縮み上がりました^^;;
はい。二個一のかわいい花ですね。
ツルアリドオシ・・・
私は必ず枯らすので、家で育てようと思ったことはありません。
あ、ノゲイトウくらいですか(笑)
母は昔オカトラノオを一株持ち帰って大量に増やしていました。
fukurouさんでもキノコはこわいですか?
もし食べるとしたら、キノコ博士と行って確実に食べられるキノコと分かってからですね。
それも先に食べてもらってから・・・(笑)
コウヤボウキの花は確かにカシワバハグマによく似ていますね。
でも、カシワさんよりは華奢な感じです。
枝はほうきにするだけあって、細くてよくしなります。
正倉院にも、コウヤボウキで作った子日目利箒(ねひめとほうき)というほうきがあるそうですよ~
もっとあったら、作ってみたいです!
はい、いくらおっちょこちょいでも、キノコには手を出さないのでご安心くださ~い。
でも可愛いキノコも多いですね♪
コウヤボウキ今回拝見でき嬉しいです!
逢いたいと思っていました。キノコ、美味しそうに見えますね、用心~
カワウ面白いところに居ますね、こうしてみると
ギャングといわれカメラマンは相手にしませんが
アオサギ事件から可愛いらしく見えます~
秋の最後の花とも言えるコウヤボウキ。
花の構造は複雑ですね。
ツルアリドオシ、花は2つ並んででも子房は一つ、どちらかがコケても次の世代は守る、冗長系みたいな保険でしょうか。
Yasuさんの所でコウヤボウキを見て可愛い!見たい!
と思っていましたら
なつみかんさんも見に行かれたんですね。
羨ましいです。
こちらでは無い花ですもの見たいと思っても叶いません。
クルンとした花びらの先 子供が喜ぶおもちゃのよう。
ツルアリドオシは何年か前に一度だけ見たけれどそのあとは見ることが無かったです。
コウヤボウキは関東以西では普通に里山などでも見られるので、きっとどこかで出会えますよ〜
派手さはないけれど、可愛い花ですね。
キノコ、大抵は観賞用なのですが、今回最後に見つけたキノコはいかにも食べられそうで数もあったので、もし知ってる人がいて食べられると言われたら‥
それでもやめておきます(笑)
カワウ、寒くなってどんどん集結してる気がします。
琵琶湖でも追い込み漁してるのでしょうか‥
外来魚食べて欲しいです。