なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

お彼岸に彼岸花

2022-09-25 06:01:15 | 植物

一昨日の秋分の日は朝から雨でしたが、止み間に少しだけ田んぼの方にいってみました。
ヒガンバナが咲いているでしょうか。


ちょうど咲き始めたところでした!
朝からの雨でぼとぼとになっていましたが、黄色くなった稲穂に赤い花がよく映えます。
お彼岸に咲き始めるとは、律義な花です。


ヒガンバナは何もないところから突然にょきっと花茎が伸び花が咲きます。
ご存知の通り、鱗茎に毒があるので、モグラ除けに畦道などに植えられたといいます。
花が終わった後に、細長い葉が出てきます。


あ、アゲハチョウが蜜を吸いにやってきました。
日本に咲くヒガンバナはどれも三倍体なので、種を付けることはありません。
なのに、虫を呼ぶ蜜を出すのは不思議ですね。


もっと不思議なのは、種が付かないのに、年々咲く場所が増えていることです。
特に、川沿いなどに咲いています。
今日行った宇治川上流、ダムから放流があると水の下になる場所に沢山のヒガンバナが咲いていました。
バラバラになった鱗茎が流れ着いて増えたのでしょうか。


田んぼの畦道に群生するヒガンバナ。
日本の原風景として好まれるためか、全国的にわざわざ植えているところもあるようです。
元実家の近くの山田池公園でも実りの里エリアでその光景が見られます。
昨日、実家の両親のお墓参りに行った帰りに寄ってみました。


ここの特徴は、赤に交じって一部白いヒガンバナも植えられていることです。


少しピンクが混じることもあるようですが、白も結構綺麗ですね。


ちょっと早かったようで、これで三分咲きくらいのようでした。
満開は来週くらいでしょうか。


余談ですが、母は生前ヒガンバナが大嫌いでした。
お墓に植える花なのでと言ってましたが、毒があるのも嫌だったのでしょう。
墓前のお花は、キクやリンドウなど好きな花が入っていますよ~



【撮影:2022/9/23 宇治市、9/24 枚方市】


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヒガンバナ (fukurou)
2022-09-25 06:45:39
なつみかん様
おはようございます。
ヒガンバナ綺麗ですね!
こちらでも3輪のヒガンバナを楽しんでいます。
キハダの鉢植えをこちらに大阪から、持ってきて植えたらその根元からヒガンバナが葉を出しました。
花が咲くまで4年かかりました。
こちらでは雪が深いので葉で光合成をする時期雪に埋もれて成長が極端に遅いのです。
開田高原ではおうちで植えてあるヒガンバナしか見ることがありません。
木曽福島までおりると田んぼのヒガンバナが見られます。
綺麗な花だと思って手折って家に持って帰り母に差し出すとえらい剣幕で叱られたことが子供のころの思い出です。
それ以来ヒガンバナが嫌いな花になりました。
写真を撮るようになってから好きな花に変わりました。
今日は一番かも?
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おはようございます^^ (attsu1)
2022-09-25 07:20:30
ほんと彼岸に咲く律儀な彼岸花、
どうやって月日を判別するんでしょうね。
調べれば、分かるのかもですが、
どうしてだろうってところに抑えています^^;

田んぼと彼岸花、日本を感じます。
近所に田んぼは、少ないのですが、お墓参りに行くと
小さいですが田んぼがあり、やはり咲いていましたよ^^
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おはようございます (shu)
2022-09-25 08:06:03
私はこの花が苦手です。生家がある町では、見たことがありませんでした。
初めて観たのが京都の東山の一角で、薄暗い寺院の周りに生えていました。
第一印象が怖いと思ったのが、苦手な理由だと思います。
毒を持っていると聞いて、なおさら印象がよくなくなりました。

三倍体植物で、遺伝子的に同一ですから、どの花も一斉に咲きます。
背丈も花の形もそろっていて、まるで作り物のようです。
彼岸花という名前はいいですね。
たくさんの別名を見ると、私と同じような印象を持たれた方が多いようです。
もちろんお花に罪はありませんし、遠目で見ると、きれいな花だと思います。
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苦手意識のある花です (ninbu)
2022-09-25 08:52:01
なつみかんさん、おはようございます。
ヒガンバナ、ブログを見ると誰もが競うように投稿しており、この花を見ない日はないほどです。
北海道を除く全国で彼岸の時期に咲く花として、全国的に人気があるのでしょうね。
花の咲く姿が印象的で、赤、白、黄色、ピンクなど群生する光景は見事です。

なつみかんさんのお母さんが、彼岸花を嫌いだったようですが、私も少し苦手意識のある花です。
昔はお墓の周りに咲いていた記憶があり、どうしても怖いイメージが頭に刷り込まれています。。
とは言いながら、ブログを始めてからはそんなことは言っておれないと、写真だけは撮っています。
今年もすでに3か所で写真を撮りましたので、機会があれば投稿しようと考えています。
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こんにちは (さざんか)
2022-09-25 11:56:15
田んぼの畔や野原に咲くヒガンバナは綺麗ですね。
シロバナも混じって、一層綺麗です。
こういう場所で見たいのですが、機会がありません。
私は花なら何でも好きです。
マムシグサは怖いですが。
ヒガンバナもプランターで育てています。
子供頃お墓のそばで咲いていたイメージのある方は、なかなかその怖い記憶が抜けないのでしょうね。
今は墓地も怖いというイメージはありませんね。
最近の墓地は広々として明るく、開放的です。
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時を忘れず (ピエロ)
2022-09-25 16:06:50
なつみかんさん こんにちは
こちらではヒガンバナは見ない花です。
もぐらを寄せ付けない為に植えてみたいと思ったことがありました。
水際の崖のようなところで咲いているヒガンバナも中々いいものですねぇ。
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暑いので・・・ (なつみかん)
2022-09-25 17:48:14
fukurouさん、こんにちは。
彼岸花、木曽までついてきたのですね。
え~寒いやん、って文句言ってたかも。
その点、関西は暑いので、どこに流れ着いてもすぐに育つような気がします。
葉っぱの間に光合成をして、養分を鱗茎にため込むということでしょうか。
自然界ではもっと厳しいのでなかなか見られないのでしょうね。

私も子供の頃から、この花は手折ってはいけないと厳しく言われていました。
毒のある花はほかにも沢山あるのに、この花だけ特に言われたのはやはりお墓に植えられたからでしょうね~
何もないところににょきっと生えてくるのが気持ち悪いとも言っておりました。
(そういえば、母はモクレンもお墓に植えられるので嫌いと言ってましたね。別にお庭にも植えられていると思うのですが・・・)

私も近頃はヒガンバナを素敵な花と思うようになりました。
絵になる花ですね!
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どれが最初か・・・ (なつみかん)
2022-09-25 17:51:03
attsu1さん、こんにちは。
確かにそういう疑問ってありますよね。
咲くタイミングは、気温や日の長さなど、植物によって違うようですけど・・・
最近変な時期に返り咲きする花が多いですが、そういう植物は、気温に敏感なのかも・・・

田んぼがあるところ、もれなくヒガンバナが咲いていますね。
道草散歩に行く近くの田んぼでも、見られます。
でも、赤だけではなく、オレンジ色もあったのは、植えたから?
そして、その花は今はなくなりました。
やはり、元々の赤が最強なのかも・・・
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第一印象 (なつみかん)
2022-09-25 17:56:28
shuさん、こんにちは。
石川県は冬場寒いので、ヒガンバナがあまり育たなかったのかもしれませんね。
私は大阪育ちなので、子供のころからその辺に彼岸花が咲いていたと思います。
それでも今のように畦道にびっしりとか、広い場所一面に群生とかはなかったと思います。
(広い場所に咲いていても、多分うまく写真を撮れないと思います^^;;)

確かに花弁がテカテカしていて、晴れた日には光って見えます。
形もみな一緒ですね。
それが統一感を生み出しているのでしょうね~
別名の中では曼殊沙華が一番好きです。
百恵ちゃんの歌も好きでした(笑)
お釈迦様が法華経を説かれたときに天から降ってきた花というのですから、縁起が悪いどころか、めでたい花だったんですね・・・
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流行に乗りました(笑) (なつみかん)
2022-09-25 17:59:49
ninbuさん、こんにちは。
律義にお彼岸が近づくと咲き始めたヒガンバナ。
いつもは撮ってから1~2週間後に載せることが多いのですが、この花をそんな時期に出したら間が抜けすぎです^^;;
ということで、急遽予定していた投稿をヒガンバナに差し替えました。
山田池公園の花は遠目に綺麗でしたよ~

母もそうでしたが、ninbuさんも苦手だったのですね。
これまでのコメント拝見していると、かなりの割合で苦手な方がおられるようです。
今はすっかり名誉挽回ですね。
なんせ、法華経のお祝い花のひとつなんですから・・・
ninbuさんのヒガンバナのお写真もぜひ投稿してくださいませ!
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