思い起こせば、去年の4月21日、思いついて桃山御陵にお散歩に行き、一面のオドリコソウの群生を見たのでした。
その3日後、母が亡くなり、忘れられない思い出となりました。
一年後、コロナの影響でマイカー通勤をするようになり、御陵の横の道を通るようになりました。
横目でオドリコソウが咲いているのを見てはいたのですが、散策するまでには至らず・・・
GWに入り、ようやく気になっていた御陵への道にお散歩に行くことができました。
少し前になりますが、その時見た光景をご覧くださいませ。
御陵の森ではなく、脇の市道沿いにあるオドリコソウを探して歩きます。
まず目に飛び込んできたのは、明るい黄色の花束。
キンポウゲの群生です!
で、お目当てのオドリコソウはというと、探すまでもなく、あちらにも、こちらにも・・・
ただ、半分はもう花が終わっており、「群生」は無理でした。
ピンクが濃い花も・・・
仲良く、ヤエムグラとのツーショット。
他にも、名残のシロヤブケマンや、
カンサンタンポポに代って、沢山咲き始めた逞しいセイヨウタンポポ。
森の下にはシャガも咲いていましたが、遠くて写真にはならず・・・残念!
ここらで、ようやく西参道に入ります。
時刻は8時過ぎ、少し散策の人はいたもののいたって静かです。
両脇は、スギやアラカシなどの照葉樹林。
子供の頃、ここでドングリ拾いをよくしましたが、きっとアラカシのどんぐりだったんですね。
苔が沢山生えていましたが、このところのカラカラ天気で、あまり元気がありません。
こんど雨が降ったら、雨上がりにもう一度見にこようと思います。
そこで見つけたこの花。
なんだか、小人のお花畑のよう!
お花のアップ・・・といってもこの程度ですが。ナデシコ科には間違いなさそう。
帰って調べてみたら、どうもノミノフスマのようでした。地元では初見です。
手前の木の苔が素敵でした。
だらだら坂を登り、明治天皇陵に着きました。参拝して、すぐに帰路につきます。
正面の参道。ここを登ってくる人が多いようですが、230段の石段はかなりきついです。
私は降りただけですが、手すりがないので転げ落ちそうでした。
案外近くて1時間でお散歩できるし、三密もないし、これからもちょくちょく来ようと思いました。
【撮影:2020年5月2日 桃山御陵】
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おはようございます。
この地でもオドリコソウの葉が目立つようになってきました。
花が咲くのはあとふた雨かみ雨の後になりそうです。
この花がヒメオドリコソウに駆逐されて年々少なくなってきています。
外来種恐るべしです!
母の日が近く、私もですが、
またお母さんのこと、思い出しそう~
オドリコソウ、ユニークな花です、何か意味があって、
こういう風に咲くんでしょうけど、踊っているって思えば、
お洒落な花ですね。
明治天皇陵、静かな時間が流れているのを感じます。
何かオーラもあるような風景ですね。
ヒメオドリコソウはあちこちに咲いていますが、オドリコソウは全然見かけません。
ピンクもあるのですね。
周りが暗いのか、お花が浮き立って見えて、とても綺麗です。
明治天皇がこちらに眠っているなんて知りませんでした。
流石は京都、由緒あるものが沢山ありますね。
過ぎても記憶には新しい。
お母様は、コロナを知らずに逝かれて、良かったかも・・。
今母がと思うと悲しくなります。
もう2か月以上逢えていません。
手紙書いても返事は当然ありませんが、気持ちは届いてるようです。
お隣が施設の責任者さんなので。
皆コロナの収束を願ってるのは同じですが、
手ごわいコロナも一年経ったら、あんな時もあったね~って話せるのかな?
白の踊子草、ここでは咲いているのですね。
私は吉野山で初めて見ただけです。
思い出のお花になりましたね。
可愛いお花ですよね。
色々な花をこれから楽しめるなんて、なんとうらまやしい!
オドリコソウは、なぜか桃山あたりに多い印象があります。
昔、こどもの保育園に行く途中、鉄道脇の草地に群生しているのを見て感激したのを覚えています。
確か色はすべて白でした。
あれからもう25年以上たちますが、衰えるどころかますます増えていることに驚きます。
ヒメオドリコソウも多いですがうまくすみ分けているようですね。
母親の実家が伏見だったので、桃山御陵は子供の頃から何度か訪れました。
いとこたちと御陵の森をはしゃいで通ったのを覚えています。
その頃は明治天皇陵だとはつゆ知らず・・・^^;
今回は行きませんでしたが、すぐ隣には昭憲皇太后の御陵、近くに桓武天皇陵もあります。
市民に親しまれ、参拝に訪れる人が後を絶ちません。
平成上皇様も確か退位のご挨拶に来られたと思います^^
なのであまり軽いノリでアウトドアを楽しむ所ではありませんね。
母の記憶と結びつくのにはちょうどいい場所でした。
去年行ったときは花の最盛期だったので、群生の写真を一生懸命撮っていました。
でも今回は綺麗な花を探す方が難しかったので、結果的に花の一部にポイントを絞った写真になりました。
それが怪我の功名で、2枚目の写真、自分でもちょっとお気に入りです^o^v
Wikipediaで調べたのですが、明治天皇の大喪は東京でされたものの、天皇ご自身のご希望で京都に葬られたそうです。
明治はまだ京都に都があった時代とつながっていましたから、父祖の地ということだったのでしょうか。
ちょっと興味深かったです。
本当にコロナはありとあらゆる人に暗い影を落としていますね・・・
姉とももし一年後だったら告別式もできなかったねって話していました。
(事実、一回忌はお寺さんだけでやっていただきました)
しいちゃんもずっとお母さまのところに行かれないのですね><
リスクが高い高齢者が沢山いるので仕方ないと分かっていても、気にかかるし、切ないですね。
一年後に、「去年は大変やったね~」って言いあえたらいいですね。
奈良にも行きたい!
オドリコソウといえばこちらではほとんど白ばかりです。
なので、ピンクの花を見つけたら嬉々として写真を撮ってしまいます^^;
今年の花はとてもやさしい雰囲気でした・・・