以前は11月下旬が紅葉最盛期でした。
それがここ最近は12月上旬に、そして今年はそれがさらに遅れて中旬が一番の見頃。
京都のローカルニュースではそのように言われていました。
それを信じて、12月中旬に大好きな京都府立植物園に出かけたというわけです。
見た順に並べるので、一緒に紅葉狩りをお楽しみくださいませ~
まずは植物生態園から。あちこちに紅葉が点在しています。
こちらのカエデの木は緑から真っ赤のグラデーションに紅葉。
雨が降ったりやんだりの冬型気圧配置。
そのせいで、地面にも沢山の落葉。
こちらの木は散るのが早かったのか、足元がふかふかするほどの落葉!
落葉アートのよう
雨に濡れると一段と赤が鮮やかに見えます。
それにしても、生態園にもこんなにカエデがあったとは!
植物生態園を出て、お目当ての紅葉ゾーンへ。
右手に池があります。雨がますます強くなってきました。
雨が降っても、この美しさにシャッターを押す指が止まりません。
マガモご夫妻登場。
水面に雨粒が落ちる様子が写っています。
散紅葉と木の紅葉、下旬に行った時は散紅葉だけになっていました。
ひょっとして一番いい時期に行った?
それとも、雨のマジックでしょうか。
真っ赤に紅葉したカエデも。
その時お日様が照ってきました!(でも雨はまだ降ってる)
蓮池の畔のイロハモミジ。のびのび育って、枝ぶりも紅葉具合も最高!
もう一度池の畔に戻ります。
影もアートですね。
そして、この少し前の雨の中の様子(左)と、日差しの様子(右)、違いをご覧下さい。
雨はしっとり風情がありますが、お日様を受けた紅葉は輝いて素敵。
甲乙つけがたい感じでした。
ここからは、別の角度から見た光景です。
左の方が、先ほど載せた写真の場所。
対岸から見ると、水鏡がとても綺麗!
いいカメラ・いい腕で撮った同じ構図の写真が、園内の写真展で展示されていました。
この構図、いいですよね~
蓮池手前のカエデの紅葉は、一番赤かった!
最後は、もう一つの池のカエデ&水鏡です。
これでもか、とばかり載せてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
雨模様ということもあり、観光客も少なく、ゆっくり散策できました。
これだけ紅葉の時期が変化したら、旅行の時期を選ぶのも大変でしょうね。
明日は、カエデ以外の紅/黄葉をお届けしますね~
【撮影:2024/12中旬 京都府立植物園】
植物園のバラ、まだまだありました。
春たけなわのシーズンもいいですが、一輪一輪見ることが出来る秋~冬が結構好きです。
夕霧(日本)
希望(日本) 少し開きかけた蕾、希望を感じさせます。
カリーナ(フランス)
賛美(日本)
ゴールドマリー(ドイツ)
花付きが良かったですね~
ピンク系が多い中、黄色い花に元気をもらえました。
連弾(日本)
浪漫(日本)
リパブリック・ドゥ・モンマルトル(フランス)
フリュイテ(フランス)
うらら(日本) ショッキングピンクが売りです。
うららが沢山咲いていました。
銀嶺(日本)
ディスティニー(フランス)
ピース(フランス)
第二次世界大戦中に作出され、消えかかっていたところ戦後保存された種が発見されたそうです。
大輪の美しい品種は、ピースと名付けられバラの殿堂入りしました。
優しいクリーム色の花に癒されます。
パフューム・デライト(アメリカ)その名の通り、強い香りなんだそうですが、こちらは蕾。
ということで、バラ園の冬薔薇たち、いかがでしたか?
たまたまかもしれませんが、ピンク系が多いこと、日本とフランス作出が多いことに気づきました。
本年ラスト薔薇、満喫しました!
明日は、今回の目的であったカエデの紅葉の様子です。
【撮影:2024/12中旬・下旬 京都府立植物園】
今日から数回に分けて久しぶりの京都府立植物園特集です。
12月に入り、中旬・下旬の2回行ってきました。
初日は、クリスマスイブということで、その中から少しでもクリスマスらしい光景をお届けします。
まずは・・・
ジャーン!
正門入ってすぐに見えるのがこの巨大クリスマスツリー。
もちろん、木は天然木。ハリモミの木なんだそうです。
夜は青色にライトアップされてまた違った光景を見せてくれるとか。
京都府立植物園のクリスマスの定番といえば、温室のポインセチア。
色々な種類が所せましと並んで壮観でした。
ポインセチアの花弁のように見えるのは苞。
では花は?
中央にあるこの小さい部分が花なんです。
詳しい説明は今年1月の記事をご覧くださいませ~
今年も色々な種類がありましたよ!
色も形も色々な品種が開発されているようでした。
でもなんといっても一番クリスマスらしいのはこのクリスマスカラーですね!
いつ行ってもランの花が少ないと思っていましたが、この時期はコチョウランの豪華なこと!
クリスマスやお正月に向けて、ぴったりですね。
ということで、ポインセチアはこのくらいにして、ここからは中旬に見たバラ園の冬薔薇。
思ったより沢山咲いていて、ついつい夢中で撮ってしまいました。
個々のバラの花には分かる範囲で品種名と作出国を記載。
その他、全体の光景も所々挟みました。
シュシュ(日本)
マチルダ(フランス)
後ろでオレンジに燃えているのはメタセコイア
早春(日本)
早春が沢山
花房(日本)
花霞(日本)
花霞(日本) 白い花もあるのですね。それとも違う品種?
チンチン(フランス)
手前がチンチン、後ろがアイスバーグ
またマチルダ(フランス)冬でもよく咲いている品種。
時々花弁が濡れているのがお分かりかと思います。
この日は冬型で、日が射したかと思うと、サーっと雨が降りとても寒い日でした。
スブニール・ドゥ・アンネ・フランク(アンネのバラ・ベルギー)
咲き始めと咲き終わりで色が変わってきます。
長くなるので残りは明日お届けしますね~
【撮影:2024/12中旬、下旬 京都府立植物園】
黄昏時ってどんな時?
何気なく使っていましたが、goo辞書で調べてみると、
黄昏とは、
1.夕方の薄暗い時。夕暮れ
2.盛りを過ぎ、勢いが衰えるころ
語源は「誰そ彼(たそかれ)」。薄暗くなって人の顔が見えないくらいの時刻という意味だとか。
一年で一番昼が短い12月の黄昏時、買い物ついでに少しだけ宇治川沿いをお散歩しました。
まだ空は明るく見えますが、白い建物が赤みを帯びています。
夕日を浴びた皇帝ダリア、独特の色合いに目を引かれました。
こういう光景、何とも言えずしみじみとした気分になります。
オレンジ色に光る水道橋にはカワウが点々と止まっています。
高水敷を見下ろすと
ネコちゃん!
ジロジロ見ていたら、起き上がってどこかに行ってしまいました。
ノブドウの実が光っていました。
左手に何度も見に行った鷺山が見えていますが、今の時期は誰もいません。
中洲が赤く見えます。
草紅葉ですね!
ということでほんのちょこっと散歩でしたが、黄昏た気分になりました。
黄昏とは
3.物思いにふける(最近の使い方)
【撮影:2024/12中旬 宇治市】
先日大阪に出張する機会があり、川沿いの素敵な遊歩道を歩きました。
大阪と言えば水の都、特に中之島と言われるこの辺りは風情たっぷりです。
今回歩いたのは、土佐堀川沿い、肥後橋から淀屋橋までの中之島緑道と呼ばれる区間です。
距離はわずかでしたが、結構雰囲気を楽しめました。
ということで、どうぞご覧くださいませ。
まずはスタート地点の肥後橋、上を縦横に走る阪神高速の下、風情のある橋が見えています。
こちらは錦橋、歩行者専用橋で、以前は可動橋だったんだそうです。
上の写真の右側、この遊歩道が中之島緑道で、淀屋橋に向けて手前方向に歩きます。
進む方向の写真がこちら。
日が短い時期なので、時刻はまだ17時前でしたがもう夜の気配です。
遊歩道沿いにはバラが点在し、綺麗に咲いていました。
暗いのでボケボケですが、雰囲気だけでも。
このようなパブリックアートも色々。昼間歩いたらもっと楽しいかもです。
向こうに見えている橋が淀屋橋ですね。アーチ形になった雰囲気のいい橋です。
橋が近づいてきました。水面を見ると水鳥の姿、オオバンでした。
左手のレトロな建物は日本銀行大阪支店。
淀屋橋を渡ります。この道は国道25号線、御堂筋です。
有名な街路樹のイチョウは綺麗にイルミネーションが施され、とても華やか!
一方通行なので、全部赤の信号も一役買っているようです。
この日のお散歩はここまで。ちょっとだけでしたが、ウキウキしました。
ちなみに、土佐堀川と堂島川にはさまれた細長い部分は中之島公園として整備されています。
淀屋橋より先にはバラ園などもあり、昼間歩いても気持ちのいい場所です。
特に今のシーズンは大阪光のルネッサンスの舞台となって、華やかな光のアートで彩られるそうです。
中央公会堂のプロジェクションマッピングは特に有名!
マルシェもあって、大勢の人で賑わっています。
お出かけの機会があれば是非・・・
【2024/12中旬 大阪市】