Junky Monologue

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S.A.S.ジープ、レストア中(その1)

2021年01月09日 14時47分24秒 | プラモ(英軍車両)
40年以上前に作ったS.A.S.ジープ(タミヤ1/35)のレストアを行ってます。

装備品をはずし、車体も可能な範囲で分解。流し込み接着剤を使い固まってる接着剤を緩め、慎重に力技(笑)で分解しました。
出来れば塗装を剥がしたいけど、溶剤をたっぷり付けた綿棒でゴシゴシやってもビクともしません。40年の歳月は凄いもんです。
エナメルで塗装してあるので長時間溶剤の中に漬けたりするのはのはプラの劣化が怖くて出来ません。
なので軽くヤスるにしてもそのままリペイントするしかないようです。

リペイントの前に可能な範囲でパーツを手直し。

こんな写真じゃわかりにくい部分ばかりですが、
車体シャーシ後端の長円形のバンパーを削って肉厚を薄くしました。
ジェリ缶の持ち手が2本しかないので延ばしランナーで3本目を成形、一番左手前に写ってるのが加工前のジェリ缶。
M2重機をメイン武装にしたいので少しだけ手を加えてます。
写真の中央手前にあるのがマスキングテープと伸ばしランナーで細工したM2重機の弾帯(のつもり)。
普通ならジェリ缶もM2重機も別売のディテールばっちりパーツを移植するのでしょうが、ダメダメでもついついこういう細工をやってしまいます。
なんせレストアなもんで、できるだけオリジナルパーツを使いたいとか・・・と言うより、そういう性格なんでしょうね(笑)意外に楽しいんですこういう作業が。

兵隊さんもオーバースケールで難アリではありますが、40年越しに免じてそのまま使います、というより他に方法がない。
これも写真じゃわからないんですけど、かなり彫刻を弄りました。

ターバンのシワの彫りを深くしたり、顔にかかる境界部分を彫りこんだり、ズボンの裾、シャツの袖部分もシャープになるよう彫り込んでます。ターバンの掘り込みでほんの少し小顔効果が出たのかどうか。木を見て森を見ずの中途半端になりそうな予感もありますが、それはそれ。やりたい事と出来る事が一致するところだけ手を付けます。

さてさて、うまく完成したら先行してるドイツ軍を追いかけてやっぱ火星にワープでしょうか(笑)?
20mm機関砲と12.7mm重機ではだいぶ分が悪いけど、神出鬼没のS.A.S.やしね。
本日の作業はこんなところで、続きは次回に。