子供の頃から実現できない事ばかりを選んで夢見てきたのかもしれません。
宇宙旅行はその中でも最大のもの。
今時そんな事言うと、宇宙旅行はもう出来るでしょ、ZOZOの創設者みたいに。そうやってすぐ諦めるから凡人なのよ、って言われそうです。
でも、月や火星ぐらいじゃとても我慢できません、そんなの宇宙旅行じゃないです。木星や土星まで行けたってたかが小さな湾内クルーズ。
そうなんです、恒星間航行が出来なきゃ宇宙旅行と言えないんです。
映画の世界では当たり前のように銀河系所狭しと宇宙船が飛び交いますが、残念ながら現状でそれはなんの根拠も見いだせないあまりにも完璧な実現不可能性を持つ正真正銘夢物語。
アインシュタインの相対性原理は無論のこと近頃は素粒子物理の進歩に影響されてか量子論的宇宙観?のような理解不能な奇々怪々な宇宙像が見えてきたりはするものの恒星間航行への希望の灯は限りなく小さくなっております。しかし一方では、観測技術の圧倒的な向上により系外惑星の発見も相次いでおり、従来の想像の範疇を遥かに超えた環境世界が無数に発見されそうな勢いです、もちろん地球型環境の世界もいずれは発見されるでしょう。
で、でも、面白そうな世界が無数にあるのにそこへは絶対に辿り着けないもどかしさ・・・。
ま、そんなこんなの欲求を絵にしたらということで。
先日の帆船から更に5年ほど遡り18年程前の画像です。ヘタクソ加減に飽きれますが・・・。
その1:地球は作るのが難しいので月から出発しました。
その2:航行中の図、いわゆるバザード・ラムシップという奴です。
磁場を広げて飛行しながら星間物質を集めて燃料(またはその材料)にしようというSF界では昔流行ったアイデアですが、必要な推進力を得るために超巨大な磁場が必要で、そんな惑星もしかすると恒星サイズの磁場を維持するためのエネルギーはどうするのみたいなイタチごっこ的問題とか、人間の寿命のうちに恒星間飛行を行うなら相対性原理による時間の遅延効果を生み出せるまでスピードを上げる(おそらく光速の8割9割以上)必要がありますが、そうなるとこれまた相対性原理による質量増加も踏まえてどれだけのエネルギーが、というまたまたイタチごっこ・・・エネルギー問題だけですら・・・核融合は無論のこと反物質の対消滅を利用してすらなおどうなのか・・・。
ともかく現状のテクノロジーでは航行原理さえイメージできないのが実情というとても悲しい現実です。
その3:ま、難しい問題はすっ飛ばしてとりあえず無事到着しましたの図。
とある恒星系のハビタブルゾーンにある巨大ガス惑星の衛星のひとつが目的地という設定。
いちいち説明しないとわからないこれぞオタクな妄想がなせる技でございます。
人を乗せた恒星間航行は人間達が滅びないとしてもあと1000年や2000年では到底実現できそうにないと言うか、人間達の行動原理が費用対効果の呪縛から抜け出せない限り無理なのだと思われます。
費用対効果は「投資と回収」に言い換えることができます。
太陽系の中でさえ成立するかどうかわからないのに、まして恒星間となると押して知るべしだろうと。
これゃもうサイエンスやテクノロジーじゃなくて人間社会そのものの問題です。
ではどうするのかって?、
それは好奇心そのものが経済原則となるような世界をイメージできるかどうかに掛かっているのではと思いながら作っていたのでした。
いろんな意味で、宇宙って甘くないっす。
因みにこの一連の連作を「Emmigrant Ship」と名付けてました。
Led Zeppelin「Immigrant Song(移民の歌)」のもじりです。
以上、お粗末です(笑)。
今週は出勤の必要がある日が多そうで九十七式はあまり進まないかもです(泣)。
なんせ往復3時間なので、テレワークなら余裕なんですが・・・この差は大きい・・・。
宇宙旅行はその中でも最大のもの。
今時そんな事言うと、宇宙旅行はもう出来るでしょ、ZOZOの創設者みたいに。そうやってすぐ諦めるから凡人なのよ、って言われそうです。
でも、月や火星ぐらいじゃとても我慢できません、そんなの宇宙旅行じゃないです。木星や土星まで行けたってたかが小さな湾内クルーズ。
そうなんです、恒星間航行が出来なきゃ宇宙旅行と言えないんです。
映画の世界では当たり前のように銀河系所狭しと宇宙船が飛び交いますが、残念ながら現状でそれはなんの根拠も見いだせないあまりにも完璧な実現不可能性を持つ正真正銘夢物語。
アインシュタインの相対性原理は無論のこと近頃は素粒子物理の進歩に影響されてか量子論的宇宙観?のような理解不能な奇々怪々な宇宙像が見えてきたりはするものの恒星間航行への希望の灯は限りなく小さくなっております。しかし一方では、観測技術の圧倒的な向上により系外惑星の発見も相次いでおり、従来の想像の範疇を遥かに超えた環境世界が無数に発見されそうな勢いです、もちろん地球型環境の世界もいずれは発見されるでしょう。
で、でも、面白そうな世界が無数にあるのにそこへは絶対に辿り着けないもどかしさ・・・。
ま、そんなこんなの欲求を絵にしたらということで。
先日の帆船から更に5年ほど遡り18年程前の画像です。ヘタクソ加減に飽きれますが・・・。
その1:地球は作るのが難しいので月から出発しました。
その2:航行中の図、いわゆるバザード・ラムシップという奴です。
磁場を広げて飛行しながら星間物質を集めて燃料(またはその材料)にしようというSF界では昔流行ったアイデアですが、必要な推進力を得るために超巨大な磁場が必要で、そんな惑星もしかすると恒星サイズの磁場を維持するためのエネルギーはどうするのみたいなイタチごっこ的問題とか、人間の寿命のうちに恒星間飛行を行うなら相対性原理による時間の遅延効果を生み出せるまでスピードを上げる(おそらく光速の8割9割以上)必要がありますが、そうなるとこれまた相対性原理による質量増加も踏まえてどれだけのエネルギーが、というまたまたイタチごっこ・・・エネルギー問題だけですら・・・核融合は無論のこと反物質の対消滅を利用してすらなおどうなのか・・・。
ともかく現状のテクノロジーでは航行原理さえイメージできないのが実情というとても悲しい現実です。
その3:ま、難しい問題はすっ飛ばしてとりあえず無事到着しましたの図。
とある恒星系のハビタブルゾーンにある巨大ガス惑星の衛星のひとつが目的地という設定。
いちいち説明しないとわからないこれぞオタクな妄想がなせる技でございます。
人を乗せた恒星間航行は人間達が滅びないとしてもあと1000年や2000年では到底実現できそうにないと言うか、人間達の行動原理が費用対効果の呪縛から抜け出せない限り無理なのだと思われます。
費用対効果は「投資と回収」に言い換えることができます。
太陽系の中でさえ成立するかどうかわからないのに、まして恒星間となると押して知るべしだろうと。
これゃもうサイエンスやテクノロジーじゃなくて人間社会そのものの問題です。
ではどうするのかって?、
それは好奇心そのものが経済原則となるような世界をイメージできるかどうかに掛かっているのではと思いながら作っていたのでした。
いろんな意味で、宇宙って甘くないっす。
因みにこの一連の連作を「Emmigrant Ship」と名付けてました。
Led Zeppelin「Immigrant Song(移民の歌)」のもじりです。
以上、お粗末です(笑)。
今週は出勤の必要がある日が多そうで九十七式はあまり進まないかもです(泣)。
なんせ往復3時間なので、テレワークなら余裕なんですが・・・この差は大きい・・・。