梅雨明け宣言は早過ぎたようですね。
さてF-104Sの続き、このキットは細かいところに拘りがあるようで、
主脚とノーズギアのカバー内側にある着陸灯が透明パーツになってます。
2mmくらいの小さなパーツで、まだきちんと塗装してないせいもあり、写真に撮るとよくわかりません。
せっかくのハセガワさんの拘りに文句を言うつもりは毛頭ないですが、
1/72では完全にオーバースペックではないかと・・・って、自分の老眼に嫌気がさしてるだけだったり(笑)。
そんなこんなですが、ともかく塗装です。
まず、実機の色がどうなってるのかWikipediaにちょうど良い写真がありました。
取説の塗装指示に機体下面色にクレオスのH8シルバーという指定がありました。
これにちょっと疑問を感じていたのですが、Wikipediaの写真をよ~く見ると確かに無塗装っぽい感じ。
相当汚れてくすんでいるので、無塗装に感じなかったようです。
で、まず機体上面のグレーを先に塗りました。
やや暗めにタミヤアクリルのオーシャングレイ2(イギリス空軍)を選択しています。
ここで問題が・・・塗装面に何故か粒々がいっぱい発生。
こんな現象は初めての経験でありました。
瓶生の塗料がやや濃いめに感じたので溶剤で少し薄め、
室温が高くて乾燥が早いのでリターダーを少し加えましたが、
それが関係しているのかどうかは不明です。
ともかく慌てて塗膜をこねくり回すと余計にとんでもない事になるので、
乾燥を待ってから2000番のスポンジやすりで軽くヤスって均しました。
リカバリーは簡単ですが、面倒臭いです(笑)。
迷彩のもう1色、グリーンを塗りました。
ダークグリーン2(ドイツ陸軍)とオリーブグリーン(タミヤアクリル)を混色してみましたが、
Wikipediaの写真ではもう少し暗めのくすんだ緑をしています。
緑をもっと暗くするか、それともグレーの方をもう少し明るくするか・・・。
まだ筆跡満載のざっくり1回目の塗装なので、2回目以降諸々調整しながら重ね塗りを実行します。
それより汚れてくすんだ無塗装銀の機体下面をどうするか・・・
ウェザリングして汚すとしても普通にシルバー塗装では違和感を感じそう・・・。
明るめのグレー色にクロームシルバーかフラットアルミを混色してみるか・・・ウェザリング前提なら面白そうです。
そんなこんなで、もはや現用機とは言えないですが、それでもやっぱり(超音速)ジェット戦闘機。
予想通りではありますが、AFVのように気安くは行かないようであります。
どうなりますやら、次回に続きます(汗)。
本日のBGM
マーラーの7番。
指揮はもちろん故ブーレーズ先生。