Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

タミヤ1/35 BT-42 組み立て中その2~基本塗装その1

2022年09月04日 14時56分07秒 | プラモ(芬軍車両)

ぬかるみ作戦が一区切りついたので、BT-42の続きです。

いきなりのマズルブレーキ。陸自の16式みたいな多穴式になってます。

細かいのでキットは当然モールドのみなのですが、何をとち狂ったか穴を開け始めてしまいました。

気まぐれにひとつ開けてしまうと全部やらんとあかん事になるのは、普通先に気付くやろに・・・。歳にせいなのか夏バテのせいなのか・・・しょうがないので全部開けました。おかげで所々失敗しています(汗!)。因みに使用したピンバイスは0.4mmです。

大勢にあまり影響のない作業(汗!)が終わったところで今度は足回り。

組立履帯は組み付けると外せなくなるので、先に基本塗装を済ませて置きます。

履帯の組付け前に車体下部のウェザリングまで行っておく人も多いようですが、私は基本塗装だけにしています。後から筆を入れる隙間は充分にあるのようなのと出来れば全体を一気に行いたいからです。

起動輪から順番に取り付けます。

センターガイドを引っかけて駆動するというT-34にそのまま継承された構造です。

組み立て履帯は最後の1枚の調整で四苦八苦する事がよくありますが、今回は今まで以上の大問題が・・・。

なんと履帯が余り過ぎる!。・・・普通の履帯ならひとコマ削除すれば良いのですが、こいつはセンターガイドがあるのとないのとが各1枚づつで1組という構成(T-34と同じ)・・・1組削除すると今度は長さが完全に足りなくなるのです。

しょうがないので不本意ながらアイドラーと起動輪それぞれの下方を弛ませて余分な長さを吸収することに・・・カッコ良くはないけど上側が浮き上がるよりはマシ・・・(苦笑)。

写真ではさほどに感じませんが・・・実物はちょっと・・・なのです。

下は調整中の図。

ポリキャップ式の転輪や起動輪はこういう時にはクルクル回って酷くやり難いのです。

強引になんとか決まったところで破損しないように流し込み接着剤でガチガチに固めてしまいました。

ベルト式より実感が高いというのが組立式の利点のはずですが、こうなるとちょっと・・・ではありますが、実のところこのT-34タイプの履帯に限ってはベルト式より組立式の方がコーナーがカクカクになってうんと良いのですけどね。

ま、そんなこんなで時間ばかり取られましたが、他の部分も一気に組み上げました。

砲塔某盾まわりにもこんなPEパーツがあったりします。ここはプラじゃこんなに薄くは出来ないのでポイントは高いです。

一気に基本塗装を済ませました。

今回は迷彩にせず、単色塗装で行きます。迷彩が面倒という訳ではなく単色塗装で最近あまりうまく行ってないドライブラシ退色表現をしっかりやりたいと考えたからですが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・やってみないとわかりません。

基本色は組説指示の通りフィールドグレイ(タミヤアクリル)。こんな色を車体色に使うのは初めてですが、意外にいい感じです。

お楽しみのドライブラシは次回におあずけ・・・本日はここまででした。

 

本日のBGM

トミー・フラナガン!。これぞ、いぶし銀。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クラキン)
2022-09-04 17:18:03
戦車のキットって、この履帯を組んでいくときが一番ドキドキしますよね。
最終的に上手く合うのかどうか、やってみないと判らないですから。
私はタミヤの48ばかりなので、幸い苦労したことはあまりありませんが、ちょっとだけ足りないということはありました。
そういう時は一番目立たない所で誤魔化すしかないので、最後の連結部がそういう目立たない所に来るように組んでいくようにしています。
今回のリカバリーは流石にお見事です。
そういう誤魔化しでは無く、理に適った方法で調整されていますから違和感ゼロです。
返信する
履帯はAFVの生命線ですから (Choro-Poo@管理人)
2022-09-04 21:20:37
クラキンさん、こんばんは。

>履帯を組んでいくときが一番ドキドキしますよね。<
確かに!。特に組立式だと最後の最後になってアチャーってのがありますからね。
足りない場合も余る場合も同じようにたいへんですが、アイドラーか駆動輪が微妙に位置調整できれば良いのですけどね。
現用戦車ならスカートで隠せる場合が多いので助かりますが、今回のように全部丸出しだとどうしようかと悩んじゃいますよね。

>理に適った方法で調整されていますから違和感ゼロです。<
ありがとうございます。理に適ってると言うよりこれしか選択の余地がなかったというだけなのですが、AFVモデルにとって生命線と言える部分でもあり、ここがちゃんとしないと白けちゃいますし・・・ま、なんとかなって良かったです。
組立式履帯は設計する方もたいへんだろうなと想像してしまいます。
返信する
Unknown (黒猫2号)
2022-09-05 10:53:00
こんにちは、Choro-Poo様

>何をとち狂ったか穴を開け始めてしまいました<
分かります!この感覚(笑)
ついフラフラで?手が出ちゃうんですよねぇ~(^^;
でもみんなきれいに開いているじゃないですか?

>大勢にあまり影響のない作業<ではありません!
工作は「細部に宿る」のです、穴一つと云えども仇や疎かにするべからずです。
ましてやこの数、本当にご苦労様でした。

履帯の弛みは上手い具合に吸収出来てよかったです(^^)
でも純粋タミヤのはずなのに、これはいただけませんねぇ。

>ドライブラシ退色表現<
どう表現されるのか!?次回が楽しみです(^^)。
返信する
ドライブラシがうまく行きません・・・ (Choro-Poo@管理人)
2022-09-05 17:08:29
黒猫2号さん、こんにちは。

>ついフラフラで?手が出ちゃうんですよねぇ~(^^;<
そうなんですよね~、後先顧みないというか、条件反射なのかも・・・(笑)。
記事中の写真でも1ヶ所見えてますが2個連結状態の穴が出来たりしてます。下手な考え休むに似たりとか言いますので・・・(汗)。

>工作は「細部に宿る」のです、穴一つと云えども仇や疎かにするべからずです。<
確かにそうではあるのですが・・・一方では木を見て森を見ずとも申します。要は他の部分とのバランスだと思うのですが、はてさて・・・。

>ましてやこの数、本当にご苦労様でした。<
ありがとうございます。時間にすると片側1時間強✕2日間という感じでありました。これを楽勝と思うか苦役と思うかは人それぞれかと思いますが、単純反復作業って実際より長く感じますよね。

>でも純粋タミヤのはずなのに、これはいただけませんねぇ。<
そうですね~、今まで作ってきたタミヤの中では一番見当が甘いですね。
設計する人もたいへんだろうとは思いますが、ここはパチピタ精度であって欲しかったです。

>どう表現されるのか!?次回が楽しみです(^^)。<
この記事の投稿後にドライブラシを1度済ませましたが、どうもうまく行きません。
なかなか説明が難しいのですが、塗装面がかなり荒れてしまうのです。
今までとまったく同じ手順を繰り返してるだけなんですけど、気温、湿度が高いせいでしょうか???謎なのです。
パステルか油彩のフィルタリングに頼った方が良いかもしれません。
どうなりますやら・・・。
返信する

コメントを投稿