ついにリアル禿ちょろけ作戦に突入。
念のためですけど、リアルというのは写実的という意味でのリアルではありませんので悪しからず(笑)。
で、剥がすために先日購入したのが「シリコンバリア」という離型剤。

シリコンラバーとかレジンで型取り造形するときに造形物を型から取り出し易くするための薬剤です。
これを剥がしたい部分に塗って後から重ねた塗膜を剥がすという作戦。

今回は車体のエッジを中心に剥げやすいだろうと思われる部分に筆とスポンジを使って塗りました。ただこの液体は色がなくて特に乾くとまったく見えなくなっちゃいます。なので、どこに塗ってどこに塗らなかったが記憶に頼る以外にわからくなっちゃいます。記憶力に自信を失いつつある身としてはなかなかな作業だったり(笑)。
シリコンバリアが乾いてからダークイエローをベタ塗りしました。
上が1回目のまだら状態、下が2回目のベタ塗り後。写真だと違いがあんまりわかりませんね。


剥がしにかかる前に今回もうひとつ実験したい事があり、道具箱の底から引っ張り出したのがコレ。

知る人ぞ知る「松本州平ドライブラシ」、これ知ってる人は相当なオールドマニアです(笑)。
砂漠の退色表現を行いたくて最近よく耳にするカラーモジュレーションを試してみようと、ダークイエローにフラットホワイトを混ぜ明るくした基本色をドライブラシの要領で乗せられないかという実験でしたが、付け焼刃じゃなかなか難しく早々に撤退。

暇な時にもう一度ちゃんと試してみようって事で、失敗した部分はもう一度ダークイエローで塗り直し。
塗装面が乾いたらいよいよ剥がしです。指で触れただけで塗装が落ちたらどうしようかと思いましたが(爪で引っ掻くとポロポロ塗膜が落ちます)、そんな事はなく下の写真手前に写ってる塗料の攪拌棒を使ってカリコリと剥がしました。不要な傷をつけない程度の注意が必要でしょうか。

まぁ~、不自然に見える部分も多々ありますが、こんなもんでしょうか。
この後、少し錆っぽく露出した鉄の地肌なんかを書き加えるつもりです。それともデカールが先かな?。
もうちょい先は長いけど、どうなりますやら。次回に続きます。
本日のBGM

ベートーヴェン交響曲第7番と4番
年末なんで第9と行きたいところやけど、合唱に聞惚れると手が止まるので(笑)。
いやぁ~、ベートーヴェンってロックンローラーですね~。曲自体の「ノリと勢い」が一味違います。
「ロールオーバーベートーヴェン」なんて形で他ジャンルから弄られる理由がよくわかります。
どっちにしてもベートーヴェンほど指揮者や演奏者を選ばない懐の深い作曲家は他にはいないと思います。
恐るべしベートーヴェン。
自分が指揮者になった気分を味わえるのもベートーヴェンだけでありました(笑)。
念のためですけど、リアルというのは写実的という意味でのリアルではありませんので悪しからず(笑)。
で、剥がすために先日購入したのが「シリコンバリア」という離型剤。

シリコンラバーとかレジンで型取り造形するときに造形物を型から取り出し易くするための薬剤です。
これを剥がしたい部分に塗って後から重ねた塗膜を剥がすという作戦。

今回は車体のエッジを中心に剥げやすいだろうと思われる部分に筆とスポンジを使って塗りました。ただこの液体は色がなくて特に乾くとまったく見えなくなっちゃいます。なので、どこに塗ってどこに塗らなかったが記憶に頼る以外にわからくなっちゃいます。記憶力に自信を失いつつある身としてはなかなかな作業だったり(笑)。
シリコンバリアが乾いてからダークイエローをベタ塗りしました。
上が1回目のまだら状態、下が2回目のベタ塗り後。写真だと違いがあんまりわかりませんね。


剥がしにかかる前に今回もうひとつ実験したい事があり、道具箱の底から引っ張り出したのがコレ。

知る人ぞ知る「松本州平ドライブラシ」、これ知ってる人は相当なオールドマニアです(笑)。
砂漠の退色表現を行いたくて最近よく耳にするカラーモジュレーションを試してみようと、ダークイエローにフラットホワイトを混ぜ明るくした基本色をドライブラシの要領で乗せられないかという実験でしたが、付け焼刃じゃなかなか難しく早々に撤退。

暇な時にもう一度ちゃんと試してみようって事で、失敗した部分はもう一度ダークイエローで塗り直し。
塗装面が乾いたらいよいよ剥がしです。指で触れただけで塗装が落ちたらどうしようかと思いましたが(爪で引っ掻くとポロポロ塗膜が落ちます)、そんな事はなく下の写真手前に写ってる塗料の攪拌棒を使ってカリコリと剥がしました。不要な傷をつけない程度の注意が必要でしょうか。

まぁ~、不自然に見える部分も多々ありますが、こんなもんでしょうか。
この後、少し錆っぽく露出した鉄の地肌なんかを書き加えるつもりです。それともデカールが先かな?。
もうちょい先は長いけど、どうなりますやら。次回に続きます。
本日のBGM

ベートーヴェン交響曲第7番と4番
年末なんで第9と行きたいところやけど、合唱に聞惚れると手が止まるので(笑)。
いやぁ~、ベートーヴェンってロックンローラーですね~。曲自体の「ノリと勢い」が一味違います。
「ロールオーバーベートーヴェン」なんて形で他ジャンルから弄られる理由がよくわかります。
どっちにしてもベートーヴェンほど指揮者や演奏者を選ばない懐の深い作曲家は他にはいないと思います。
恐るべしベートーヴェン。
自分が指揮者になった気分を味わえるのもベートーヴェンだけでありました(笑)。
今回も知る人ぞ知る専門用語が満載で、分からない言葉一つ一つGoogleして解読しました(汗)。
松本州平ドライブラシ・・・当然のことながら初耳の私です。検索して調べてたら神がかり的な技を垣間見て、唖然としました。
Choro-PooさんのSd.kfz.222のリアルな剥げてる感もすごいですね。
この後、まだ手が加わるとは・・・。
完成が楽しみです。
ダークイエローの剥げ具合がとても自然で素晴らしいです。
>専門用語が満載
検索ワード満載で申し訳ございません、それに気付かないというオタクの本性を暴露しております。
>松本州平
80年前後に一世を風靡した伝説的なモデラーですが、本業は広告業界ではかなり著名なイラストレーターさんのようで、最近になって模型誌とかに復活してらっしゃるようです。彼の作品くらいになると完全にアートの領域ですよね。
ふた昔ほど前にスーパーリアリズムとか言うのがありましたが、その立体版ではないかと・・・実は某男さんのアート魂がいつ炸裂するか密かに楽しみにしております(笑)。マジな話、某男さんが時々記事にしてらした瀬戸内海のアート島に超絶プラモの展示があっても良いのではと思ってしまいますが、兵器モデルなんかを出すと口やかましい人達も出てきそうで・・・(苦笑)。
実はhajimeさんの作例を見て火が付いたとか(笑)。
剥がしチッピングは半分成り行きの結果ですが、カラーモジュレーションは難しいですね。次の機会にはなんとか練習を重ねて臨みたいとは思いますが、基本怠け者なのでどうなりますやら。
M3グラントの仕上げ方とかしっかり参考にさせていただきますです。♪