まず前回からの追加作業ですが、基本塗装時のドライブラシの不具合により足りなかったムラッ気を油彩で補ってみました。
そんなところで作業的に飽和状態になってきたので最終回です。
飽和状態というのは塗装などの全面的なやり直しを除くという前提で、これ以上はどうにもやりようが無いという行き詰まった状態と言う意味であります。
もちろん最終的な仕上がりの良し悪しや完成度の高低などとは一切関係が無いので念のため(笑)。
まずはキットの箱絵と同じアングル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d7/31e3a5a6896471c3250b573163852660.jpg?1694759295)
サーバー容量の無駄遣いは承知の上で今回は画像サイズをいつもより大きくしています。
ディテールがよく見えるにようにと言うよりいい加減な適当さを見て頂ければと思います(笑)。
カメラが安物なのに加えて撮影がヘタクソなのでそっちの粗が発色も含めよく目立ちますが・・・(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/88/3fba23fa659b52ce2671a656a8aec7ab.jpg?1694759384)
極初期型と言う事ですがタミヤの箱にはINITIAL PRODUCTIONとあります、意訳すると先行量産型と言う事でしょうか。
量産時の不具合をチェックするためのお試し生産型と言う事なのでしょうね。
それはともかくツィンメリットコーティングがない姿が逆に新鮮に見えたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/93/d0104c761f85234d3be5a90c12e388f7.jpg?1694759427)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d7/d23f996c53170c88c06e07cc83722675.jpg?1694759510)
結果的にオーバースペックである事が判明した特徴的な複列転輪ですが、57tという重量が当時はそれだけ未知の領域だったという事なのでしょうね。
ともかくこの過剰な足廻りの重量感が堪らない魅力でもあります。
履帯1枚の重さも30kgを超えるそうなので、そんな履帯が左右合計でおおよそ200枚。
それだけで6トン超えの重量・・・凄いもんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6f/4333f01db0e68a3ab226c84521d9ab64.jpg?1694759607)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ae/166b35e447d0eaf05a10e65a6822b266.jpg?1694759647)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/19/944b327204de37b4ede4fd8d480cc412.jpg?1694759711)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/fd/32ed5aa93f0c208e000936340654fde5.jpg?1694759754)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d3/8f1548c8f99d5fcfd88afd99ac5bca2a.jpg?1694746180)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5b/e64086e3d87b83316114fa8366bb7ec2.jpg?1694746241)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4c/279c43528bd9714725ed6d8977e4f4cc.jpg?1694759817)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/04/1a484c167c7e935b649c9fa17cc688eb.jpg?1694762726)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b2/456d20ae7ce7ff9fbc24b41485f6b65e.jpg?1694762811)
フィギュアはジャンクパーツの中にあったヘッドフォンを追加しましたがスロートマイクは面倒なのでパスしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/0e/90ff73de262ec2c92348895e9176f242.jpg?1694745701)
緻密さというのを知らない制作者のガサツな性格がよくわかりますが、ちょっと寄りで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/40/cf642992db657651e06f76e7b818ebf3.jpg?1694759867)
最後は荒っぽさがよく目立つエンジンデッキのアップ(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/76/d1fed6571104de30f9e6a5f02983f6d0.jpg?1694762656)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4d/c3a85e4c150f77efe30c87bf58cd70ad.jpg?1694759897)
さて、次は何を作るか?
何も考えてないですが、こんなのを入手しました。
これが無ければ連合軍は絵にならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f8/5198a2db997bee62e33d0a8e50f4b14b.jpg?1694747046)
もうひとつ恐怖の肉切り包丁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/0a/9f7389651d1c5faacaa0b94d8bb17314.jpg?1694747133)
ずっと再販を待っていたアイテムではありますが、どうなりますやら。
※記事投稿時に画像設定の誤りがあり、投稿後に差し替えました。写真画像も3点追加しました。
凄い迫力ですねぇ😲👏
特に1、7、9、10枚目の写真には度肝を抜かれました。
チッピング表現の凄味と各部の質感の相乗効果で凄味とリアル度が倍増してます。
いい写真を拝見させて頂きました。
ありがとうございます。
いやぁ~、いきなりの写真に度肝を抜かれた感じで、重量感が画像越しに伝わってきます。まずは完成おめでとうございます。仕事との兼ね合いもあるでしょうが、お疲れ様でした。
ダークイエローに限らず単色のウェザリングって意外と難しいと個人的には感じているんですが、ウェザリング技術の妙を見させて頂き、眼福の極みです。貴殿の個性が遺憾なく発揮された素晴らしい作品だと思います。
M3A2とM16は最近再販されたようですが、私は初版のキットを積んでいて、この先(来年?)製作予定となっています。
完成、おめでとうございます。
タイガーⅠ、やっぱり良いですよね。
傷、塗装剥がれ、錆など上手く表現できていると思います。流石です。
私は次はM21モーターキャリヤーを製作予定です。
単色塗装それもサンド系の場合のウエザリングは思いの外難しいものですね。
何度も行っているはずなのに毎回違った問題に悩まされてしまいます。
おまけにサンド系は写真撮影も難しいです。
今回は全ての写真についてフォトショップで画像編集を行いましたが、それでも思うような結果を出せないでいます。
せめて写真ぐらいはうまくなりたいと強く思う今日この頃でありました。
>重量感が画像越しに伝わってきます。<
とりわけタイガーは重量感が命のモデルなのでたいへん嬉しいお言葉であります。
>単色のウェザリングって意外と難しいと個人的には感じているんですが、<
おっしゃる通りです。とりわけサンド系はチッピングが肝になって来る分難しいと思います。
私の場合はまだまだ成り行き任せの部分が多く、なかなかイメージ通りの結果を出せなくて毎回四苦八苦しております。
>私は初版のキットを積んでいて、<
初版ってまさか70年代のでしょうか?、凄いです。
制作予定ありとの事で、凄く楽しみです。
よろしくお願いいたします(笑)。
サンド系の色はチッピングが良く目立つので、その分うまくやらないと嫌らしくなってしまうのでさじ加減が難しいです。
虎Iは重量感と重厚感が堪らない魅力ですよね。
>私は次はM21モーターキャリヤーを製作予定です<
まさかRC化されるんじゃないでしょうね。興味津々ではありますが(笑)。
どっちにしても凄い楽しみです、よろしくお願い申し上げます(笑)。
M3とM16、懐かしいですね。どのように料理されるか楽しみです。
そしてTigerⅠの完成おめでとうございます。
まず1枚目の写真で、おおっと呟いてしまいました。胴体や砲塔の側面に施された色の変化が素晴らしいです。
排気管カバーも実にいい感じです。
戦車って、このくらいウェザリングしたほうが映えるなと改めて感じました。
エアブラシでは表現できない荒々しさと迫力を堪能させていただきました。
ありがとうございました。
タイガーⅠ極初期型、完成おめでとうございます(^^)
まさに歴戦のタイガーですね、使用中・済み感?がハンパないです。
何回見てもサイドフェンダーのヤレ具合が最高で、ここがワタシの一番のお気に入り箇所です。
すべり止め加工のあるフロントフェンダーもレア感があっていいですね、
その下から後ろへ続く幅広履帯、リターンローラー無しの垂れ下がり加減が堪りません。
しかし、このオーバースペックの特徴的な複列転輪がなければ、ここまで人気が出なかったかも(;'∀')
追加ヘッドフォンイイ感じです(^^)スロートマイクはこのポーズでは不要で良いじゃないですか。
素敵な作品をありがとうございました。
>多分向かう所敵なし、どうだ、まいったか、という雰囲気ですね。<
1対1の対決なら無敵の存在だったでしょうからね。
付属のフィギュアも心持ち見下したようなポーズに見えなくもないようで・・・。
>一色塗りなのに単調さを感じさせないのは、手間を惜しまずの結果だと思います。<
手間を惜しまずと言うよりどれだけ遊び倒せるかというスタンスでやっております故、たまに暴走する事がありますが、そういう場合も修正がし易いのがAFVモデルのいいところかも。
M3とM16は作るとすればあまり悩まずストレートに行きたいと思いますが、M3A2をA1に変更しておくくらいでしょうか?。