前回の記事アップした日の夜、履帯をいつもの履帯色で着色しました。
インストの指定もメタリックグレイ+フラットブラウン(タミヤアクリル)とあるので近い色でもあります。
ところが、その後Ganponさんからコメントをいただき、とあるサイトをご紹介くださいました。
世界中の戦車についてのデータベースみたいなサイトで、B1bisに関する詳しい情報があり興味深く拝見しました。Ganponさん、ありがとうございます。
この中にB1bisの白黒写真がたくさんあるのですが、いずれも履帯が白っぽく映っている事に気が着きました。
白黒写真なのでなんとも言えませんが、なにか明るめの色でペイントされていた可能性が高いと感じたものの、
英語や仏語の資料を漁って読み解くほどのパワーは持ち合わせないので、極軽めに検索。
まずは定番Wikipedia、現存車両のカラー写真があります。
次にYoutube、ソミュール博物館で撮られた動画。
Wikiの写真とソミュールでのYoutube動画は同じ車両の可能性がありますが、
汚れたり錆びてたりですが、履帯は明るい緑色(若草色?)に塗装されているのがわかります。
更におまけのYoutube、ボーヴィントンのタンクフェスト2018にも出演していたB1bis。
このタンクフェストでの動画中、冒頭の静止した状態の絵面では明るい茶系のようにも見えますが、
走ってる動画だと若草色が汚れるとこうなるのかも的に見えたり・・・。
実際どうだったのかはさっぱりわかりませんが、一応明るい緑系統の色だったという仮説で行くことにしました。
塗り直しました。
どうせ汚したりチッピングしたりなのでこの程度で良しとします。写真映りがちょっと暗めになってます。
車体もその形状からの想像とは裏腹にパーツ数も少なく、ほぼ9割方組終わり。
写真のフェンダーはまだ仮組状態で、履帯も繋がず乗っけてあるだけです。
一度組み付けた履帯を再度外すのは構造上かなりな無理がありそうなので、
履帯を組み付ける前に基本塗装を済ませた方が良さそうです。
マーキングと塗装パターンはどれを選ぶか悩ましい・・・。
基本前回のR35同様のサイケ迷彩(BかD)で行きたいのですが、そのパターンの車両はマーキングがイマイチ面白くない・・・マーキングの面白い(AかC)のは迷彩パターンが単純という・・・。
それはそれとして、履帯の色はもう少し黄色っぽい(緑っぽいダークイエロー?)くらいが良いとか?。
もう1回塗り直すか・・・Wikipediaの写真はこれくらいに見えなくもないですが・・・、
当時の白黒写真だともっと明るい色にも見えるし、さてどうしよう・・・(相変わらず優柔不断)。
B1bisの履帯塗装色を求めて?編、大変参考になりました。
材質は形から見て鋳鋼では無い様にも思われますが、鉄板をプレス加工したみたいにも見えるし?
いや、それじゃぁ強度が足りないでしょ、と思ったりして。
しかし、調査検討した上での「分かりません」はよく有る事、
それを踏まえて出した結論は、ちゃんと理屈が通っています。
もっとも「オレはこれで塗りたいんだ!」何て云うのも有りますが(^^;
Choro-Poo探偵団の今後の追跡リサーチに期待大ですね(^^)。
追伸、
想像ですが、車体色の塗料で塗ったんじゃないかと。
理由はわざわざ履帯専用の塗料を用意しなくて済むから、という面倒くさがり屋(ワタシ)の発想です(^^;。
リンク先情報で水増した優柔不断な記事にご反応くださいまして、ありがとうございます(笑)。
>材質は形から見て鋳鋼では無い様にも思われますが、鉄板をプレス加工したみたいにも見えるし?<
さすが目の付け処が通ですね。形状からはプレス加工にしか見えませんよね。
しかも画像を見る限りかなり薄い(タミヤのパーツは厚ぼったいですが)です。
転輪の軌道になる内側のレール状の部分やスプロケットと噛み合わさる部分など鋳造製かもしれない複数のパーツを組み合わせたものと想像されるのでそれで強度が保たれていたという事でしょうか?
またまた謎が増えましたね(笑)。
>もっとも「オレはこれで塗りたいんだ!」何て云うのも有りますが(^^;<
そうなんですよね~、それができるほど決断力がないというか・・・。
あえてそうするとスケールモデルから離れてSFの世界(平行宇宙もの!とか)に没入してしまい、あり得ない塗装をしてしまいそうです(笑!)。
>Choro-Poo探偵団の今後の追跡リサーチに期待大ですね(^^)。<
す、すみません・・・自分から積極的にリサーチするつもりはあまりなくて、皆さまからの情報提供に頼っているという他力本願であります(汗!)。
>車体色の塗料で塗ったんじゃないかと。<
そうなんです、それが普通で一番合理的なんです。
ところが白黒写真の時の車体色とのコントラストの違いが謎として残ってしまうんですよね~。光の反射による違いとも思いにくいし・・・。
ま、割り切れば良いだけなんですけどね(笑)。
これ以上の参考資料はないです。
車内が思ったより広いのでちょっと驚きました。
この動画で見ると履帯は明るい茶色、ダークイエローみたいな色にも見えます。
単に泥の色でしょうか?
それにしても凄いところにハッチが付いていますね。
車体の汚れが、まるで油彩でフィルタリングしてドライブラシを掛けたような感じでちょっと笑ってしまいました。
>実車の走行動画が発見できて良かったですね。<
WikipediaとYoutubeは一番手っ取り早い資料としていつも重宝します。稀に引っ掛からない場合もありますが・・・。
ちゃんと動態保存されているのが凄いですね。
>車内が思ったより広いのでちょっと驚きました。<
砲弾ラックも見当たらないですし、撤去されてしまってる装備もだいぶありそうですが、砲塔バスケットがないのが広く見える理由じゃないでしょうか。
>この動画で見ると履帯は明るい茶色、ダークイエローみたいな色にも見えます。<
Wikipediaに載ってる最初の写真がソミュール博物館の写真と思われるので、それが一番情報として信頼感がありそうです。
緑っぽいダークイエローまたは、黄色っぽい緑に見えます。黒猫2号さんがおっしゃってる通り車体色と共通性がないというのが非合理的ですが、仏軍直営の戦車博物館でもありますので一番信憑性が高いのではと思います。
>それにしても凄いところにハッチが付いていますね。<
イギリスのチャーチルなんかも似た場所にハッチがあります。一次大戦の時からの伝統の構造ですね。車内空間が広く使える構造です。
>まるで油彩でフィルタリングしてドライブラシを掛けたような感じでちょっと笑ってしまいました。<
逆に言えばそれが実際に即した汚し方だという証明ですね(笑!)。