「大阪駅」のすぐ北に、「ヨドバシカメラ」が、出来ました。僕たちは、関西に住んでいる時、中学時代から、電器関係のものを買う時、「日本橋」の電器街に行って、何軒もの店を廻り、値切り倒し、ものを買ったものです。インドの買い物の簡単バージョンです。しかし、東京の「ヨドバシカメラ」は値段を下げません。元々、安くしているのかもしれません。その代わり、ポイントをくれ、リピーターを増やしていきます。大阪人は「値切る」のが好きなのですね。デパートで、「値切る」豪傑おばさんも大阪にはいます。これは、東京人は「粋」だからでしょう。「値切る」という行為は、「粋」と対極にありますから。大阪人は、いつも「ほんまは、もっと安いんやろう」といつも疑ってかかって、買い物をします。それが楽しみでもあるのです。でも、長年東京に行くと、「ヨドバシカメラ」の様に、元から安いと分かっていて、スッと買えるので、それに慣れると、その方が楽で心地良いのです。でも、店員さんとの「会話」は大阪に比べて格段に減ります。東京はものを買う場合、それを指差して、お金を払うだけで成立するからです。大阪は、「値切る」という行為がある為、複数の店の、店員との値段の駆け引きの為の会話があります。大阪人はその「駆け引き」と店員を「いじめる(?)会話」が好きなのでしょうね。
快晴の大阪です。正月二日、空気も美味しそうですね。「お笑い番組」がとてもとても多いのです。僕は昭和47年頃から「アトピー」です。当時、「アトピー」と医者に診断され、病名を告げられましたが、「アトピー」を知っている人は皆無でした。特に思春期は体のエネルギーも強いのか、高校時代は、「寝ている間」に体が「痒くて」掻いて、いろんなところから、血を出して、それがまた、「痛痒く」とてもつらい思いをしました。昨日、うちの妹が言っていましたが、「痛い」という感じは、他人には伝わりますが、「痒い」という感じはなかなか、周りの人に伝わりにくいものです。高校時代の医師は、まだ、アトピーの治療方法が今ほど確立されていなかったのでしょう。「どうしたら、治りますかね」という僕の質問に、「中年になって、精力が無くなったら自然と治ると思いますよ」という絶望的な答えをしてくれました。社会人になり、番組のディレクターになり、本番が近づくにつれ、ストレスで「顔が痒く、真っ赤になりました」。いろんな医者にも行きました。奈良県の飛鳥の先の全国から患者が集まってくる評判の「皮膚科」にも一時期通いました。江戸時代から続くような、大きな由緒高い医院で、土曜日に吹田から三時間位かかって、通っていました。昼ごろ到着すると、大体、200番目位で、待つこと三時間。「アトピー」との闘いは厳しいものでした。そこで出会ったのが「大阪市立大学附属病院の皮膚科」が「アトピー治療」で有名な事を知り、そこに通い始めた事が転機でした。今まで使ったことのなかった「漢方薬」で「体質」そのものを治すというもので、これが効を奏したのか、お酒を飲んでも翌日「痒くならない」程になりました。東京に転勤し、子供たちも「アトピー」で、二人目の長男が夜中に痒がって、妻が妊娠中で、夜中に何度も起こされるので、「切迫流産」しかかりました。僕はその時、六本木で、脚本家と飲んでいたのですが、妻からの電話で、タクシーに飛び乗り、脚本家が「携帯電話からでも119番できるので、電話した方が良い」と言うのですぐ電話し、家に着いた時には、救急車が来たところでした。おかげで、「切迫流産」はまぬがれ、生まれたのが、今、やんちゃな次男なのですが。
この出来事があって、タレントの松居一代さんの子供が診てもらって、重度のアトピーから治ったという西新宿の「中国の漢方による治療院」に通い始め、クッキーに入った卵でも、「痙攣を起こして、救急で病院に運ばれた長女」が、今では玉子焼きが半切れ食べれるようになり、子供三人と僕がアトピーなので、四週間に一回通っています。保険が利かないので、四人で四週間の薬で、10万円します。入浴剤と煎じ薬と顔や体に塗るクリームを処方してくれます。10万円は、高いですが、年間10万円以上医療費を自己負担した場合は、税金の控除の対象になるので、領収書を取っておいて、一年に一回確定申告します。そうすれば、結構な金額が還付されます。かつて、「アトピー」と診断された時、誰も知らなかった病気が、誰でも知る様になり、嬉しい反面、それだけ、食品に添加物等が増えたり、家の建材の問題、家の密閉度の問題とかが起きて来ているのはつらい・・・というより、「恐い」という感じがします。今年の夏、石垣島に行った時、「喘息」の次男も調子が良かった事を考えると、やはり、空気がきれいんだなあと思いました。「アトピー」は現代病です。四半世紀前に、その「アトピー」に罹っていた僕は、「先駆者」と言えるでしょう。
この出来事があって、タレントの松居一代さんの子供が診てもらって、重度のアトピーから治ったという西新宿の「中国の漢方による治療院」に通い始め、クッキーに入った卵でも、「痙攣を起こして、救急で病院に運ばれた長女」が、今では玉子焼きが半切れ食べれるようになり、子供三人と僕がアトピーなので、四週間に一回通っています。保険が利かないので、四人で四週間の薬で、10万円します。入浴剤と煎じ薬と顔や体に塗るクリームを処方してくれます。10万円は、高いですが、年間10万円以上医療費を自己負担した場合は、税金の控除の対象になるので、領収書を取っておいて、一年に一回確定申告します。そうすれば、結構な金額が還付されます。かつて、「アトピー」と診断された時、誰も知らなかった病気が、誰でも知る様になり、嬉しい反面、それだけ、食品に添加物等が増えたり、家の建材の問題、家の密閉度の問題とかが起きて来ているのはつらい・・・というより、「恐い」という感じがします。今年の夏、石垣島に行った時、「喘息」の次男も調子が良かった事を考えると、やはり、空気がきれいんだなあと思いました。「アトピー」は現代病です。四半世紀前に、その「アトピー」に罹っていた僕は、「先駆者」と言えるでしょう。