「通天閣」の辺りは、どちらかというと、治安が悪い。でも、「通天閣」は魅力的だ。まず、エレベーターに乗り、二階へ。そこに寂れたゲームセンターのようなものと、寂れた売店がある。ここで、入場券を買い、展望台まで上っていくのだ。そこには、映画にもなった「ビリケン様」の像があり、大阪城辺りまでが一望できる。僕はまだ一度も行った事は無いのだが、「通天閣」の近くの、元・市バスの車庫の跡地に、「フェスティバルゲート」という、ショッピングが出来て、温泉があり、そのショッピングセンターの中をジェットコースターが走っているという施設が出来たと数年前に聞いた。しかし、先日、新聞を見ていると、どうも繁盛していないらしい。「場所」と「コンセプト」の不一致なのかもしれない。「通天閣」の下から、歩いて、数分の所に、堺方面に行くチンチン電車のターミナル(そんなええもんでもないが)ある。この電車に乗って、ゴトゴト大阪の街を見るのも楽しいかもしれない。有名な「住吉大社」の前を通っているので、そこで途中下車し、散策するのも一興であろう。
商社は関西人が多く、大阪弁が飛び交っている。うちの会社も本社が大阪なので、関西人が圧倒的に多い。よく仲間内で、イタメシ屋とか、フランス料理(行くなよ、と言われそうだが)で、「ワイワイ」やっていると「店の人」か「他のお客」に注意される。声が大きすぎて、周りに迷惑をかけているらしいのだ。久しぶりに関西に戻り、居酒屋とかに入ってみると、会話している声の大きさが確かに「大きい」。大阪という街は、「香港」に似ているのではないか。「声」は大きいし、「ネオン」、はギラギラ。どちらも「本音を語る、商売の街」なのかもしれない。二十年ほど前、仕事で岩手の盛岡の居酒屋に行ったら、「純喫茶」の様に静かだったのには驚いた。当時、関西では「山口組」と「一和会」の抗争をやっていて、岩手の人から見れば、大阪へ行くのは、「弾が飛び交う戦場」へ行くイメージだと、地元のテレビ局の人が
言っていた。「大スポ」というスポーツ紙がある。東京なら、「東スポ」だ。この紙面に、よく交番の表に表にして貼り出してあるように、「今日の山口組・一和会の死亡者・負傷者」という表が掲載されていた。確かに東北の人から見たら、大阪は怖い町かもしれない。そんな雰囲気が好きで、僕は新宿・歌舞伎町が好きなのだが。
言っていた。「大スポ」というスポーツ紙がある。東京なら、「東スポ」だ。この紙面に、よく交番の表に表にして貼り出してあるように、「今日の山口組・一和会の死亡者・負傷者」という表が掲載されていた。確かに東北の人から見たら、大阪は怖い町かもしれない。そんな雰囲気が好きで、僕は新宿・歌舞伎町が好きなのだが。
足に「イボ」が出来た。年末から治療に通っている。毎回、足の指先の患部を液体窒素でわざと火傷させ、それで多分「菌」を殺していくのであろう。マイナス何℃あるか分からないが、要するに、ドライアイスを肌に押して、肌を焼くようなものである。「痛い」と叫びたくなるが、「男の子」なので、「愛」以外叫ぶのは恥ずかしく、我慢して、一秒でも早く治療が終わるのを待つ。看護士さんが、「痛いですか?」と聞いてくる。痛い、に決まっているが、「そうではない」という感じで鷹揚に頷くしかない。人生、いろいろつらい時の事を考えて、我慢する。精神科にも行ってきた。いつも土曜日は主治医ではない。いろいろ聞かれて、正直に答える・・・主治医との会話より長いかも・・・が、処方される薬はいつもと同じである。「病は気から」なのであろうか。