ボリビアの首都・ラパスは標高4000メートルのところにある、「すり鉢状」をした町である。日本人の僕は5分も歩いていると、息切れがして、座り込んで休まなければならない。ラパスにも遊園地があって、「お化け屋敷」のような施設やジェット・コースターを堪能した。この町で、お金持ちが住むのは、すり鉢状の真ん中なのである。すり鉢の端の方はスラム化している。何故、金持ちがすり鉢の底に住むか分かりますか。それは、「空気が濃い」からなのです。これは、このくらいの標高になってくるととても大事な事で、ペルーのマチュピチュの遺跡を見に行った時も、4時間列車に揺られてるうちに段々頭痛も息苦しさも無くなり、次第に高度が下がっているのを実感しました。「空気」って、ほんと大切なものです。







