これからは「著作権」の時代だと思います。CS・BS・ケーブルテレビ・・・などなど、放送する媒体は増えていますが、放送するソフト(番組)は不足気味です。例えば、映画を例にとると、まずロードショーをして、それから衛星放送などの「有料媒体」で放送、続いては「地上波」と呼ばれる普通のテレビ放送で放送し、最終的にDVDで発売するという流れで、利益を得るのです。これですと、例え、映画がそれ程ヒットしなくても、最終的には、赤字にはならない可能性が高いのです。特に、アニメは、ドラマやバラエティーと違って、欧米等にも売れるので、利益は大きくなります。というのもドラマやバラエティーは、基本的に「黄色人種」の国、すなわち東南アジアにしか売れないのです。でも、バラエティーの場合は「フォーマット販売」というのがあります。あの「アメリカ横断ウルトラクイズ」が「アメリカ」に「フォーマット販売」されました。つまり、「番組のやり方」を売るのですね。作るのは、アメリカ人で、その「企画」が「日本」という事になります。その逆もあります。アメリカで出来て、日本に「フォーマット販売」されたもの・・・「ザ・ジャッジ」や「クイズ・ヘキサゴン」等もそうだと思います。アニメに話は戻ります。ある脚本家がアニメの脚本を書いて数十万の脚本料を貰ったのですが、ある日、銀行の通帳を見ると数百万が振り込まれていたのです。彼はそれで、家を買いました。アニメの著作権印税がそんなに多くなるかというと、一つは世界中でDVDとかが売れる事。大人の映画はDVDを買う人は少ないですが、アニメは「子供にせがまれて、親がDVDを買ってしまう」のですね。だから、彼の口座に多額の印税が振り込まれたのです。僕も今、このブログを書いていますが、小説を書いて、「夢の印税生活」に入りたいものです。





