平壌でび新型コロナ感染拡大か…外交団に5日間の移動制限令
登録:2023-01-27 06:20 修正:2023-01-27 08:19
「北朝鮮外務省の通知」を駐在ロシア大使館がソーシャルメディアにて公開
「平壌で呼吸器疾患者が増えた」とし、特別防疫期間を通知
「平壌で呼吸器疾患者が増えた」とし、特別防疫期間を通知
北朝鮮にあるロシア大使館のソーシャルメディアのアカウントよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社
平壌(ピョンヤン)でインフルエンザや呼吸器疾患の症状のある人の数が増えているとして、北朝鮮が5日間の移動制限措置を取ったと伝えられた。
北朝鮮にあるロシア大使館は25日、ソーシャルメディアにて北朝鮮外務省の通知内容を公開した。北朝鮮外務省は通知文で、平壌市内でインフルエンザや呼吸器疾患の症状がある人が増えたことを受け、今月25日から29日までの5日間を特別防疫期間に決めたと明らかにした。
NHKは「この期間中、北朝鮮の当局は平壌にいる外交団に対し、大使館と居住する場所を除き移動しないよう厳しい行動制限の措置をとったほか、1日4回、体温を測定して指定された病院に報告することなどを求めている」と報じた。また「北朝鮮指導部が新型コロナの感染の再拡大に警戒を強めているものとみられる」と付け加えた。
北朝鮮は昨年5月、新型コロナ感染者の発生を公式発表し、3カ月後の8月には「防疫大戦で勝利した」と宣言した。
東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます