北朝鮮の「国際問題評論家キム・スンジン」は13日、「朝鮮中央通信」に掲載された「日本は台湾問題への干渉で破滅の奈落に近づくことになった」という題名の文でこのように主張した。

2023-08-14 13:52:20 | 朝鮮を知ろう。
 

北朝鮮、麻生太郎元首相の台湾訪問に

「好戦狂の現地視察」と激しく非難

登録:2023-08-14 06:24 修正:2023-08-14 08:08
 
 
台湾の蔡英文総統(右)が8日、麻生太郎元首相(自民党副総裁)と台北の総統室で握手している=台湾総統府提供//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮が最近台湾を訪問した自民党の麻生太郎副総裁の言動について、「熱点地域(緊張や危険性の高い地域)に飛び込んで火をつけようと躍起になっている好戦狂の現地視察」と非難した。

 北朝鮮の「国際問題評論家キム・スンジン」は13日、「朝鮮中央通信」に掲載された「日本は台湾問題への干渉で破滅の奈落に近づくことになった」という題名の文でこのように主張した。

 キム・スンジンは麻生副総裁が台湾で「今こそ日本と台湾、米国をはじめとする『志を同じくする国々』が(中国が台湾を攻撃するなら)戦う覚悟を持たなければならない」と暴言に近い妄言を吐いたと非難した。

 また「中国の神聖な内政に対する露骨な干渉で台湾分裂勢力に『独立』を教唆する日本の行動はいかなることでも正当化できない」とし、「日本は台湾統一に対する中国人民の確固たる決心と意志、熱望と能力を直視し、軽挙妄動に走ってはならない」と主張した。

 この文は形式上、外務省や北朝鮮高官ではなく「個人」の文なので公式性と格が低い。しかも対外用メディアの「朝鮮中央通信」のみに載せられ、一般人民が読む労働新聞には掲載されなかった。北朝鮮が発言のレベルを調整したといえる。

 一方、日本の元首相であり、岸田文雄総裁に続き自民党のナンバーツーの麻生副総裁は8日、台湾台北で蔡英文台湾総統と協力案を話し合った。自民党副総裁の台湾訪問は、1972年2月に日本が中国と国交を結び台湾と断交して以来初めて。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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