喜多喜久さんです。
これは、あの「STAP細胞」騒動を基に書かれたフィクションです。
2014年に出版されているのであの事件のすぐあと、松岡圭祐さんの水鏡推理2よりも遥か前に書かれています。
この作品は、主人公はほとんど何もしないまま本の半分近くまで進んでいきます。
そして、表題にもある二神冴希さんは155ページまで出てきません。
370ページの本なのに。
おそらく出版社に要請されて仕方なく書いたんじゃないかなって気がするんですが。
もし、意気揚々と書いていたのなら、今作はとんでもない駄作で決定です。