>>>>>> ENTER AT YOUR OWN RISK !! <<<<<<

流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

赤い博物館

2024年12月04日 23時06分27秒 | 読書事
大山 誠一郎さんです。

超ハイレベルで奇想天外、予測不能なトリック駆使の本格ミステリ!

警視庁付属犯罪資料館、通称「赤い博物館」の館長・緋色冴子はコミュニケーション能力は皆無だが、ずば抜けた推理力を持つ美女。そんな冴子の手足となって捜査を行うのは、部下の寺田聡。過去の事件の遺留品や資料を元に、難事件に挑む二人が立ち向かった先は――。
予測不能なトリック駆使、著者渾身の最高傑作! TVドラマ原作

「読者に対して手がかりを堂々と提示しながらも真相を当てさせない」という
難題を見事にクリアしている。 ――飯城勇三「解説」より

◎目次

パンの身代金
復讐日記
死が共犯者を別つまで

死に至る問い

by Amazon


「2巻目から読んでしまった本」の1巻目です。

総合的な評価はかなり高いのですが、最終話が気に入らない。

殺人事件が起きるが、殺人の理由が、

「確認したかった」

は、流石に無いでしょう。

日本人の99%以上は自発的に殺人に手を染めません。

理由は、余裕があるから。

ソーシャルなセーフティーネットが他国よりも充実していますから。

国を頼った場合「本当に善良で悪意が無ければ」衣食住には困りません。



それを「あんな理由」で精神的負担もなく人を殺すっていう前提では、鼻白んでしまいます。

論理は非常に面白かったのに残念です。
この記事についてブログを書く
« 敬宮愛子内親王殿下、お誕生... | トップ | 哲学的な言葉は、必ずしも哲... »