久成院から、本照院へ。
この左に
本照院の門
この門にあるのが、
雲蝶34才の作、法華経を守護する八大竜王の一つ「飛竜」
この棟札にも、石川安兵衛(本名)の名が記されていて、雲蝶作だと伝わっている。
ずっと眺めているが、どこが頭なのか未だにわからない。教えて。
そして、きょう一番の桜。顕性院の枝垂桜。
本成寺は明治26年大火に見舞われ、雲蝶の作品の全てが焼失した。しかし、蓮如院の猿をはじめ、周辺の寺院にあるものは焼失を免れた。また、他の場所にあった作品を、せめてもの証として本成寺に納めたり、優秀な腕を持つ弟子が、雲蝶の作品を模して彫った白牛なども納められている。
ただ、これらを見るには、広大な本成寺や、多くの寺院を回らなければならず、観桜とは別に訪れないと、高齢者の足にはちと無理があるなぁ。
紅葉の頃、拝観を主目的に再訪しようか。
さて、三条市の下田にも、昔訪れた「院内の桜」っていう桜並木があったっけ。車で回るだけだし、ついでにここも寄って行こう。
途中、五十嵐川にかかる清流大橋近くから周辺の桜を。
下田の道の駅から、粟ヶ岳を背景に八木ヶ鼻。八木ヶ鼻への登り口のある道路沿いに院内の桜並木がある。(いや、あったはず💦)。右は白根山。
どこだったかなぁと思ううちに、どんどん走ってしまった。こんなはずじゃ??。以前、洪水に見舞われた五十嵐川は大規模な改修工事が行われているが、それにともなって伐採されてしまったのかな?
(以前訪れた時の写真も1枚しかブログに載せてなかった!?沢山撮った記憶があるのに。HDのどこかに保存してあるはず。今度探してみよう)
そうこうしているうちに、ひめさゆりの小径への入り口がある大駐車場まで来てしまった。
ここにも大きな桜の木。
左奥に寺があるようだ。「くたびれた」という父は車で待機。
奥の墓地に綺麗な桜が。
寺は長禅寺。本成寺とは違い、人の気配のない静寂の寺だった。
END