niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

スコリアとは?

2024年04月29日 | 苗場山麓ジオパーク
 
苗場山麓ジオパークのお勉強その14

スコリアは、火山噴出物の一種で、塊状で多孔質なもののうち暗色のものを指す。別名、岩滓(がんさい)とも呼ばれる。
 スコリアは主に玄武岩質のマグマが噴火の際に地下深部から上昇し、減圧することによってマグマに溶解していた水などの揮発成分が発泡したため多孔質となったもの。発泡の程度は一般的に軽石より悪く、発泡の悪い(孔の少ない)ものは火山弾や火山礫に移化し、明確な区別は決まっていない。スコリアの色は一般的に黒色から暗灰色だが、噴出した時の条件によってはマグマに含まれる鉄分が酸化して紫から赤色になる場合もある。軽石ほどは鉱物結晶を含まず、おおよそガラス質である。
 スコリアは火口から放物線を描いて放出され、周囲に同心円状に(風がある場合には楕円形状に)堆積する。ひとつの火口から大量に放出されるとスコリア丘を形成する。また、火山灰や火山礫と一緒に火砕流として山腹の斜面や谷を流下することもある。特にスコリアを主な構成物質とする火砕流をスコリア流と呼ぶ。
(生成AIにて検索。)

 天代の露頭では、新しい順に主なものとして、
貝坂スコリア(妙高火山起源 30000年前 層厚4cm)
相吉スコリア(妙高火山起源 12万~11万年前 ?) 
朴ノ木坂スコリア(黒姫火山起源 ? ?)
谷上スコリア(? ? ?)
が認められる。
谷上スコリアの下にフラッドロームが認められる。

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第四紀と、第四紀火山。現在は第四紀。

2024年04月29日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その13

 第四紀は、地質時代の区分の一つであり、約258万年前から現在に至るまでの時代を指す。
 
 他の地質時代が生物相の大幅な変化(特に大量絶滅)を境界として定められたのに対し、第四紀は人類の時代という意味で決められた。したがって、古人類学の進展に伴い次々に古い原人が発見されるとともに第四紀の始まる年代も変化していった。現在ではヒト属の出現を基準とし、地質層序や気候変動を併用して決定している。
 
 第四紀は、かつて地質時代を大きく第一紀(Primary)、第二紀(Secondary)、第三紀、第四紀に分けたことに由来している。これらのうち、第四紀のみが現在も公式の名称となっており、第三紀は古第三紀と新第三紀に分割されている。
 第四紀は地球の歴史において重要な時期であり、氷河期や間氷期などの気候変動、生物進化、地形変化などが進行した。この時期に形成された地層は、私たちの地球の歴史を解明する上で貴重な情報源となっている。

 第四紀火山は、第四紀に活動した火山を指す。また、活火山は2003年の火山噴火予知連絡会により再定義されており、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」とされている。
 苗場山、鳥甲山、浅間山、妙高山を始めとして、那須火山帯、富士火山帯、阿蘇に桜島等々、日本の有名な火山はほぼ第四紀火山と考えて間違いないと思われる。
この時期に活動した火山は、第四系と呼ばれる地層を形成した。

 第四紀より古い地層はかつては「三紀層」と呼ばれていたが、今では古第三紀と新第三紀に分かれている。語源的には、第一紀、第二紀、第三紀、第四紀と大きく分けたことに由来している。これらのうち第四紀のみが、現在も公式の名称となっている。
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4月29日 トビ

2024年04月29日 | 野鳥
朝の佐潟。
潟の奥には朝霧。

すると木の上に大きな鳥。猛禽。

トビだな。
こっち向いてるし飛んでっちゃうかな?
じりじり距離をつめる。20mくらい?


ピーと一鳴きして
飛び立った。

鳥を撮り始めた頃は、どうせなら普段見ることの少ない鳥を撮りたいなぁって思い。
トンビとかスズメなど、どこでも普通に見られる鳥なんて。って思って、あまりカメラを向けなかったが。
改めて見ると、トビはカッコイイ。

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