快晴の日曜日。暫く柏崎方面はご無沙汰だったので、柏崎市のダムを見に行こう。
柏崎と言えば古くからある鯖石川ダムが有名だが、昨年4月に利用開始された市野新田ダムや建設中の鵜川ダムなど興味深いダムが沢山ある。
柏崎IC降りて国道252号~8号~353号と辿り、市野新田ダムを見学し、その後275号線で高柳町に抜け、鯖石川ダムを見学、252号~403号線で小国町に抜け、404号から長岡IC経由で帰宅という、ほぼ3桁国道を巡る周回コース。米山、刈羽黒姫山を愛でるコース。
北陸道栄SAから目指す米山。
柏崎ICを降り、8号線に入れば、霊峰米山を正面に見る。
城東から353号に入り、県道25号を過ぎ野田の辺りに差し掛かると右手に広がる山岳展望。
悲しいかな、どれがどの峰やらわからない。右手の立派なのが米山?帰宅後パソコンで調べて前衛の山々だと知る。雪が付いているとみんな立派に見える。
綾子舞会館の案内が出てきた辺りで右折。雪の壁の間を進めば、ダムがあるはずなんだが・・・
どうやら、右手の斜面がダムのようだ。ロックフィル式か。
市野新田ダムの表示が出たところで停車。雪崩の防護柵
これが管理棟か?他のダムのコンクリート造りの管理棟と比べると断然お洒落。
立入禁止の表示がある。入っちゃいけないよ。横川ダム同様、雪の壁でダムが見えない。この場は早々に立ち去ろう。
さらに車を進めると、雪の壁が低くなったところが。ここなら見えそう。
見えましたぁ。ここも雪たっぷり。堤頂に届きそうなダム湖・菅沼湖。
ダムの向こうに聳えるは、
Uターンして、来た道戻りながら、ダムを見上げる。
行きには気づかなかった洪水吐
同じ353号線に戻るのだが、少し違う道に入ると正面に黒姫山。
すると、立派な建物が。あれが綾子舞会館か。
雪の壁に囲まれた駐車場に入ってゆくと、看板。
綾子舞とは
入館無料
正面に、徳川美術館所蔵 歌舞伎図巻
管理人さんは、気さくな女性で、写真撮ってると、蛍光灯が邪魔だろうと消してくれた。
彼女の案内で観覧。
重要無形民俗文化財の証書。文化財保護法が出来て(改正されて?)最初に全国から30の文化財が選定された。30個一括指定なので、つまりは第一号。
全国の、盆踊り、民俗芸能、豊作祈願、雨乞いなどと合わせて風流(ふりゅう)踊りとしてユネスコ無形文化遺産に申請中。この冬も3m以上の積雪になった豪雪地帯。この地域には子供がいなくて、どのように伝承していくのかが課題だと最後に語ってくれた。
建設中の鵜川ダムへは通行不可と教えてくれたので、353号南下し鯖石川ダムへ。
353号を暫く進むと折居トンネル。
トンネル抜けると、
8号線から見た米山を反対側から眺める。
石黒で県道275号~県道12号と辿れば、高柳町となり、すぐに鯖石川ダム。雪で案内が見えない。
春先の守門の保久礼小屋みたいな。
奥に見える山は
ここも新潟100名山を見ることのできる名ダムであった。
堤頂を離れ、県道12号を少し走ってから、
12号から国道252号線に入り、十日町仙田のお店で小豆大福を。昼食はこれだけだった。
少し戻り403号へ。小国町でいつの間にか404号。まっすぐ長岡ICから帰宅する予定だったが、
信越本線越後岩塚駅付近まで来ると、右手の丘の上に、威容を誇る建物が。あれはなんだ?
寶徳山稲荷大社。名前は聞いたことはあるが、こんなんだったのか!寄らないわけにはいかない。
新潟では他に類を見ないような豪華さ。聞けば田中角栄も度々訪れていたとか。角さんの賽銭って、帯封が付いてそう。
いやはや驚いた。広すぎて賽銭箱がどこにあるのかわからず。さらに上に奥宮があるようなので、車であがる。
こっちも凄い。奥宮っていうから、古めかしいイメージを持っていたが、有難みがあるのかないのか、私にはわからん。
有難いのは、奥宮からの山岳展望。工場が、アクセントなのか邪魔なのか、これも意見がわかれるところ?
越後白山~粟ヶ岳から始まり、
そして、林が一部途切れたところから越後三山。
ドライブの締めくくりに主役級の山岳展望。良いドライブでした。
完
米山はきれいな形の山ですが、雪を被るとさらにきれいさが引き立ちますね。
いつも仰ぎ見ていた山なので「やっぱりいいなあ~♪」と思います。
越後黒姫山、高校で登らせられて参った!参った!
でも懐かしい~
突然現れる稲荷社には驚きますよね。
角栄さんもお詣りされていたとは知りませんでした。
八海山、中ノ岳、越後駒ケ岳は良い山並みですね。
雪景色のドライブ、締めが良かったですね(^_-)-☆
こんな素敵な山に見守られながら幼少期を過ごせば、越後美人さんのように感性が磨かれるのでしょうね。
全く雪のない新潟市を出発したので、ここまで雪深いとは思ってませんでした。柏崎市も奥が深いですね。
最後にけばけばしいものに出逢ってしまいましたが、越後三山が、スカッと締めてくれました。
明日も雪深い地へ行く予定です。
寺社慣れした奈良県人もびっくりです。
でも何階層にもなった背の高いお社、発掘で想定される古代出雲大社の社ってたぶんこんな感じなんでしょうね?
だから豪華、なのかどうかまでは知りませんが、
角さんと聞くと、なるほど~って思ってしまいますよね。