神戸大暴言の准教授2人を停職の記事が出回っていますが神戸大学の暴言が出やすい風土についての解説。

昨夜から神戸大学の准教授２名が停職になった話が。

神戸大学の教員の特徴としては、金もうけ第一主義という特徴をあげることが出来ます。

当時、私のゼミ（教育工学）の教官（永岡助教授）は、生粋の東京人だったので、いつもぼやいていました。

この大学の教官って、みんな商売人。商売をするのが美徳となっているって。

私も、地理の授業で、２枚の同じ航空写真からスコープを使って立体視するものがありました。

さらに、同じ航空写真２枚と立体視するスコープを貸してもらって、その航空写真から読み取れることを●●文字以上●●文字で解説しろというものがありました。

こちらは、バイト扱いで、神戸の航空写真で、私は、２か所を担当しました。

もちろん、大阪市民である私は、神戸大学周辺以外の神戸は行ったことがありません。

担当した２か所は、行ったことのない場所でした。立体視できるスコープを通して、上空から見たような写真から、憶測で書きました。

それは、本になると聞いていたので、できた本を買いました。

空撮シリーズのうちの１冊。空から見た神戸という本でした。

私が担当したページを見ると、私が書いたまま、なんの加筆訂正もなく、そのまま、その航空写真の解説が載せられていました。

学生に書かせて、そのまま出版するなんて。

当時、工学部に行っていた友人はいつもぼやいていました。
研究室でさせられている仕事は、みんな企業からの依頼ごと。
平野教授だけ、企業から年間１０００万円も裏金をもらって、ポッポに入れているって。
仕事をさせられている学生にも、還元しろよと。

私の航空写真の時は、１か所につき５０００円とか謝礼が出ていたので、教育学部の先生は、工学部の先生に比べて良心的だなぁと思ったのを覚えています。

要は、神戸大って、利益を度外視する研究・教育機関というより、利益を追求する株式会社という側面がありました。

株式会社には、どこでも、叱責や暴言が付きまといます。

そのため、神戸大学には、今回のような、暴言が発生する土壌があると言えます。

 

• 朝日新聞デジタル
• 記事

 

「殺すぞこら」「完全にダメ人間」　神戸大、暴言の准教授2人を停職

小野大輔2022年3月4日 19時37分

神戸大学

 

　神戸大は4日、学生に暴言を繰り返したなどとして、40代の男性准教授2人をいずれも停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

　人事課によると、准教授の一人は昨年1月、ミーティングを無断欠席した学生を研究室に呼び出し「お前不可だぞ。ここでぶん殴ってやりたいとこなんだなあ。殺すぞ、こら」と怒鳴って椅子を蹴り飛ばした。

　大学の調査で、10人以上の学生に対し「殺すぞ」「馬鹿」などの言動が確認されたという。准教授は「怒りで理性を失った」と説明しているという。

　もう一人の准教授は2020年秋、研究室に属する学生に「幼稚すぎて指導するレベルに達していない」「君は完全にダメな人間や」などと人格を否定する発言を繰り返したという。

　学生の相談を受けて研究科長が大学側のハラスメント防止対策本部に報告。大学のその後の調査で、この准教授をめぐって13年以降、10人以上の学生が研究科へアカデミック・ハラスメントの被害を相談していたことが判明した。

　研究科は准教授にその都度注意したが、大学に報告はしていなかった。人事課は「隠匿とは認められないが、研究科の対応には疑問が残る」としている。

　大学の調査では、研究室の複数の学生らから「ゼミは長時間にわたって理不尽な叱責（しっせき）が科される場所だった」との証言もあったという。

　准教授は調査に対し「熱心に指導する中で、学生を追い込む形になってしまった」と説明しているという。

　人事課は「ハラスメントに関する就業規則の順守を周知徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。処分者の特定につながるとして、准教授の所属する学部・研究科は明らかにしていない。（小野大輔）