昨日、事務所から自転車で10分のところにある西成区天下茶屋東の民家4軒崩落現場へ。
当ブログ記事2021年6月28日記事 自転車で10分でいける距離にある西成の4軒崩落現場へ。多くのマスコミが。現場からの生中継で写り込みました。私を見た人は教えて。3階建ては確率100%で崩落するとのことで崩落の決定的瞬間を狙う人多数。

そこで、専門家が他のやじ馬のおっさんに説明していた内容。
その専門家は、テレビや新聞でこの崩落事故を知り、実際に見てみようと思い来てみたとか。
まず、原因。
この石段の傾斜が元からの斜面。
上の道路は、岩盤の上にあるので、崩落することはない。
この石段より上に出ている部分は、盛り土。
黒いスーツが専門家。

本当は石垣の石の間にコンクリートをいれないといけないが、ここは、単に石を積んだだけ。

普通は、その上に重量のあるものを置かない。
こういう場所は、日本中よくあるが、普通は、道路だけにしている。
が、ここでは、家を建てて、石垣には重量がかかっている。
下で老人ホームを建設している業者は、よくわかっていて、壁面が緩くなって崩落しそうということを知っていた。
そのため、危険な2軒を立ち退かせ、真下に防護壁を作った。


この防護壁は、石垣に上から重量がかかり、前にせり出してくるのを防ぐものである。
立ち退かせた2軒分だの真下に作った。
残り4軒分の下にも作っていれば、このような崩落事故は起こらなかった。
多分、工事業者は、立ち退かせた2軒分の石垣がやばく、他の4軒分の石垣はそうでもなかったと思ったのだろう。
4軒崩落のトリガーは、老人ホーム建設のための振動。振動は、地中に響くので、その振動がトリガーとなって、崩落した。
大阪市は、3階建てをつぶすと言っているが、どの解体業者も引き受けないだろう。

なぜなら、解体中に崩落を起こすからである。
あの建物の前には、亀裂が走っている。
残った部分の一部が岩盤にかかっているから今は、崩落していないだけで、
あと1-2回、雨が降れば、あの建物は、確実に崩落する。
本当は、真下ではなく、こちら向きに早く、崩落させた方が良い。
電気・ガス・水道を外しておいた方が良い。
→私が見た限り玄関にあるブレーカーからは、全ての線が引きちぎられていました。
という事でした。
皆さんの中で、お金が欲しい人は、雨が降りそうになったら、チンチン電車の今船駅の近くにあるこの現場に来て、
カメラを回して、3階建ての住宅が崩落する瞬間を撮影しましょう。
大阪市が、下の保育園の窓には、シートを貼り、周辺に塀をこしらえたのは、この建物は、100%崩落すると考えているからです。

右側の白い塀が急きょ作られた保育園の塀。白い建物が確率100%で近日崩落する3階建ての住宅。
