<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/01/29/20220129ddlk32040458000p/9.webp?1" type="image/webp" />
![旧三江線の線路で運行する「トロッコ列車」の車両=島根県邑南町で2021年2月9日午後4時36分、萱原健一撮影](https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/01/29/20220129ddlk32040458000p/9.jpg?1)
</picture>
![拡大](https://cdn.mainichi.jp/vol1/images/v2/common/icon_scale.svg)
旧三江線の線路で運行する「トロッコ列車」の車両=島根県邑南町で2021年2月9日午後4時36分、萱原健一撮影
島根県邑南町のJR三江線跡地を利用して地域活性化に取り組むNPO法人「江の川鉄道」(邑南町)が、総務省の2021年度「ふるさとづくり大賞」の団体表彰に選ばれた。日高弘之理事長(81)は「取り組みはまだ発展途上だが、受賞はありがたい」と喜んだ。【萱原健一】
江の川鉄道は、廃線となった三江線の旧宇都井駅や線路を活用し、地域住民や県内外の鉄道ファンらとともに「三江線鉄道公園」を運営。旧宇都井駅一帯をイルミネーションで照らす「INAKAイルミ」やトロッコ列車の乗車イベントなどを開催してきた。その結果「廃線後にもかかわらず、19年度はトロッコ列車に乗車したり駅に入場したりした人が1200人に上り、イルミには5000人が訪れた」と地域に活気をもたらした点が評価された。
------------------------------------------------------------
母の実家が、三江線の川平駅の近くにありました。
学習塾に通っていない私は、毎年、夏休みが始まるとすぐに大阪から江津市川平町の母の実家や親せきの家へ向かい、そこで30日~40日過ごしていました。
中学2年生の時の夏休みまでそれが続きました。
川平では、三江線をよく利用していました。
亡き母は、島根県立川本高等女学校に通うのに、三江線を川平から石見川本まで利用していたと言います。
それで、廃止前に乗りに行きました。
それで、天空の駅と言われた宇都井駅の周辺でイルミネーションをカメラで撮っていました。
当日は三次市のホテルに宿をとっていました。三次行きの最終電車に乗ろうとしました。
が、レンズのふたがありません。
ふたを落としたと思い、下を探していました。が、見つかりません。
電車発車の1分前になったので、宇都井駅へ。
ホームは地上21メートㇽの高さに。
ビルの8階の床相当です。
階段を駆け上りました。
が、いくら登ってもホームにはたどり着けません。
ホームからは、電車の到着する音が、
もう間に合わないと覚悟を決めて駆け上りました。
通常だったら間に合わなかったと思われますが、ホームにいた人が多くて、並んで乗車するため、ひまどっていました。
列の最後について、かろうじて乗車できました。
ふたは、カバンの中から発見されました。
天空の宇都井駅から駆け込み乗車で乗ったのは、私が最初で最後だと思われます。
そんな宇都井駅をトロッコ電車が走っていると聞いたことがあります。
そのトロッコ電車があの写真の電車のようです。
一度、乗ってみたいものです。