折込広告

１、折込広告の特徴
　新聞販売店ごとに配布するので、狭い範囲に限定した宣伝広告をすることができます。そのため、スーパーマーケットなど、地域の小売店にとっては、使いやすい宣伝方法ということができます。また、他の広告媒体と比べて費用が安いのも魅力です。

２、折込広告の歴史
　折込広告は、新聞の誕生とほぼ同じ１８７２（明治５）年頃から始まったそうです。新聞が裏表２ページ１枚の頃は、折込広告ではなく付録として配布されていました。江戸時代から「引き札」というちらし広告が盛んに発行されていたので、同じようなものを新聞折込の形で配布したのです。折込広告は、明治の半ば頃には、「挿し広告」と呼ばれていました。

　　　出典『新聞広告で見つけよう　くらしのうつりかわり２　電化製品』