新聞読む子 学力高い傾向

　文科省学力調査室の西川和孝専門官は「新聞には客観的な事実を伝える記事のほか、自分なりの視点で感想や意見を述べたコラムもある。日ごろから親しむことで文章を理解して整理する力や、自分の思いを構成を考えて表現する力などが育まれ、学力向上につながってることが考えられる」と話す。

　お茶の水女子大学の耳塚寛明教授は「子供に新聞を読むことを進めている家庭の子ほど高学力である傾向が、統計的分析で確認されている。新聞を読む習慣は読解力を培い、あらゆる教科での学力の基盤となる」と指摘している。

　読売新聞２０１５年９月１１日付（朝刊）

机 学校モノ風景

２人用木製机
　１９６０年前後まで広く使われていました。天板が開くタイプもありました。

スチール製机（１人用）
　１９６０～７０年代にかけて普及し、現在も主流。軽く、丈夫になりました。
２０００年代に入ると、学校の机は大型になりました。強度を保ちつつ、天板を軽くした机も登場しています。

　読売新聞２０１５年９月２３日付（朝刊）
　

高妻容一の名言

　一流選手ほどルーチンが確立している。いつもと同じ呼吸を保つことで、筋肉の微妙な動きも安定し、平常心でプレーできる。普段の力を大舞台でも発揮する方法です。

　高妻容一（東海大学教授）
　読売新聞２０１５年１０月３日付（夕刊）

新聞記事検定７答え （広告）野菜のこと もっと知ってみよう

Ｑ１　なぜ、ニンジンには横に筋が入っているの？
　ニンジンをよく見ると、横に筋が入っています。これは、細い根っこが生えていた場所。ここから水分や養分を吸い上げていました。筋に対して直角に切ると、芯の方まで栄養を届ける管が続いているのが分かります。

Ｑ２　なぜ、シソは強く香るの？
　シソの爽やかな香り。人間には食欲をそそる香りですが、虫は苦手なようです。シソは、その香りで虫に食べられないようにしています。

Ｑ３　ナスのトゲはなんのため？
　ナスのヘタについているトゲ。その昔、動物に食べられないように身を守っていました。さらに、ピンと突き出たトゲは、空気中の水分を集める役割もあります。

Ｑ４　レタスの白い液はなに？
　レタスの茎を切ると、白い液体が出てきます。これは「サポニン」といって、とても苦みがあります。この苦みで、虫に食べられないようにしています。

　朝日新聞２０１５年８月３１日付（朝刊）

新聞記事検定７（広告）野菜のこと もっと知ってみよう

　新聞の広告も重要な情報源です。８月３１日の「野菜の日」に、キューピーが朝日新聞に掲載した広告をもとにした問題を紹介します。

Ｑ１　なぜ、ニンジンには横に筋が入っているの？

Ｑ２　なぜ、シソは強く香るの？

Ｑ３　ナスのトゲはなんのため？

Ｑ４　レタスの白い液はなに？