A 長かった新聞切り抜き作品作りも今回が最後。記事を貼り付け、目立たせたいところに色を付けたり、ラインマーカーで着色したり下線を引いたり工夫しましょう。派手になればなるほどいいと思う人がいるかもしれませんが、一番伝えたい記事を一番目立たせる原則は守りましょう。教科書の大事なところにラインマーカーで印を付けるとき、「あれも大事、これも大切」と印を付けていくといつの間にか教科書が真っ赤になり何が大切か分からなくなるのでは逆効果です。一番伝えたいことを一目で分からせ、「詳しく読んでみたい」と思わせる新聞切り抜き作品を作りましょう。
「観点を明確にして伝える」(中学2年 教育出版)令和3年度版
1 単元の目標
集めた情報を整理して関係を理解し、適切に活用して課題を解決することができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 教材文を読み、身近にどのような問題があるかを考え、グルー応で意見を出し合い観点を絞る。
3 問題解決に向けて情報を集めて自分の考えを整理する。
4 図やグラフを用いて発表し合う。
5 学習を振り返る。
3 アドバイス
情報と情報との関係のさまざまな表し方を理解するために、新聞記事やノウハウを活用しましょう。
肌の色や育ち、信仰の違う他人を、憎むように生まれついた人間などいない。人は憎むことを学ぶのだ。憎むことを学べるのなら、愛することだって学べるだろう。愛は憎しみよりも、もっと自然に人の心に根づくはずだ。
ネルソン・マンデラ(黒人解放運動に身を投じた南アフリカ大統領)
中日新聞 2021年4月22日付(朝刊)