フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

スラムダンク・流川の最後のパス

2010年07月20日 08時31分47秒 | 社会・政治・思想哲学

 昨日、雑誌をパラパラめくっていたら、内田樹氏がラガーマンと対談していた。いろいろと興味深い話をしていた。
 雑誌を買いたかったけど、金がなくてやめた。
 
 
 その中でとても面白かった話。
 
 スラムダンク(バスケット漫画)で流川が桜木にパスしたシーンがあった。
 井上氏があの漫画で言いたかったことは、結局そのシーンに尽きるのではないか。
 
 「なるほど」と思わず声を出してしまった。
 
 流川は桜木が大嫌いである。しかし、勝つために「身体」が無意識的に反応し、桜木にパスをしてしまった。
 それは、好き嫌いという脳の判断ではなく、自然に動く身体の反応を優先した。その身体の動きが勝利をもたらしたということである。
 そのような境地にたどり着くことがスポーツ(武道)の目的であると。
 思考せず、体が反応すること。

 また、彼はこのようにも言っている。
 強者が、もう一段上のレベルに上がり自分を乗り越えるためには、他者の力が必要である。
 他者との共同行為によって、自分にある大きな壁を乗り越えられると。
 
 

コメント
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