今日は何を書くかまったく決めていない。そういう日もあっていいだろう。
真夜中に、この文章を書いている。
何年かぶりにCDを取り出して、音楽を聴く。
ブラームス 2つのラプソディーop79 一番のほう
このピアノを聴いたからこういう心境になるのかそれとも、こういう心境だからこの音楽を選んだのかよくわからない。とにかくブラームスの音楽を聴くと、酒が飲みたくなる。
ブラームスはイケメンの天才ピアニストで生涯独身だった。ブラームスは何人かの女性と恋愛をしているが、彼の創作に影響を与えた女性は、恩師の妻クララ・シューマンではないかといわれている。
夫のロベルトシューマンは死に、クララは未亡人となる。クララが36歳 ブラームス23歳のときだった。
ブラームスとクララが恋愛関係にあったかどうかは謎だが、ブラームスの音楽を聴くと、くっつきそうでくっつかない微妙な心の揺れのようなものを感じる。叙情的な音楽。
この切ない感じは、好きなのに思いを遂げられないときの心の揺れなのではないかと、個人的に思う。
ブラームスの2つのラプソディーは激しい音楽だ。心の中の愛情が激しく強く、外に溢れ出ている。
ラプソディーを聴いて、ちょっとだけ心がかき乱される。夜で人恋しいからかもしれないが、まだまだ僕にもこういう感情が残っているんだなと思うと、少し嬉しくなる。
ちょっと筋トレしすぎて、テストステロンの分泌量が多くなっているのかもしれない。
You Tubeでも聴けるので、もしよかったら聴いてみてください。