はじめて言うのですが、「フリードリヒの日記」というブログの名前は、ニーチェから取ったものです。
昔からブログを読んでいる人は知っているかもしれませんが。
ニーチェの名前はフリードリヒで、それを取ったわけです。
フリードリヒ・ニーチェは、ドイツの有名な哲学者です。
ブログをはじめた頃、ニーチェの書物をよく読んでいて、その思想に傾倒していました。
エネルギーの有り余った男がハマりやすい哲学だと思います。鋭く過激な強者の思想です。
ニーチェの一番有名な言葉は「神は死んだ」でしょうか。これはキリスト教の終わりを予言した言葉です。
ニーチェは、キリスト教や道徳を批判しました。
なぜこんな批判をしたのかは、簡単には答えられません。
もし、ピストルを突きつけられて、簡単に言えと脅されてたら、僕はこう言うでしょう。
「キリスト教的な道徳観は、弱者の妬みによって作られた価値観だから、それを終わらせなくてはならない」というのがニーチェの主張だと。
今は、ニーチェの書物はあまり読みません。今の僕にはちょっと毒が強すぎるようです。
もし興味のある方がいらしたら、まずは「善悪の彼岸」を読んでみるのをおすすめします。
ただ、あまり読まなくなったとしても、ニーチェの言葉には、なかなか示唆の富んだものが多くあります。
そこで、その中から、適当なものを抜粋してみます。
これから結婚する人に送る言葉としては、
「結婚するとき、こう自問せよ。歳をとってもこの人と会話ができるだろうか。そのほかは月日が経てばいずれ変化することだ」
「夫婦生活は、長い会話である」
「不幸な結婚とは、愛情の欠如ではなく友情の欠如によって起こる」
何かに挑戦している人には、
「世界には、君以外には進むことのできない唯一の道がある。その道がどこにたどり着くのかを問うてはならない。ひたすら進め」
「孤独な者よ、君は創造者の道を行く」
そして僕の好きなニーチェの言葉は、
「ひたすら君の人生だけを読みなさい。そして人生一般の暗号文字を理解しなさい」
「この世に存在する上で、最大の充実感と喜びを得る秘訣は危険に生きることである」