フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

スイスの民間防衛という本

2020年11月19日 07時00分00秒 | 社会・政治・思想哲学

毎日、読めない英語を、一生懸命ななめ読みして、アメリカのニュースを拾っています。

ほんとにひどいことが起こっていますね。正義とかはないです。

ほんまもんの権力闘争です。

ああいうことは、急に起こったのではなく、水面下でどんどん進んでいたのでしょう。

アメリカという国ですら、ああなのだから、日本は本当にやばいことになっているかもしれません。

だから、あらゆる情報について疑念を持つことが重要になってきます。

もちろん、僕の言うこともですよ。

スイス政府が発行している「民間防衛」という本があります。

戦時下の国民がどう振る舞うべきかが、書かれた本です。

基本的に、米ソの冷戦下での戦争が想定されています。

もうとっくに冷戦は終わりました。

しかし、米中を中心として、世界情勢がどんどん怪しい方向に向かっています。

別に、不安をあおるつもりはありません。

しかし、平和は努力なしでは成し遂げられないということを

頭においておかないといけませんね。

ぼやっとしていると、日本もチベットやウイグルみたいなことになります。

ちょっと内容を抜粋してみます。


軍事作戦を開始するずっと前の平和な時代から、

敵は、あらゆる手段を使って

われわれの抵抗力を弱める努力をするであろう。

敵の使う手段としては、陰険巧妙な宣伝で

われわれの心の中に疑惑を植え付ける、

われわれの分裂をはかる、

彼らのイデオロギーでわれわれの心をとらえようとする。

新聞、ラジオ、テレビは、われわれの強固な思想を崩すことができる。

こうして、最も巧妙な宣伝が行われる。

これにだまされてはならない。

戦争の場合、われわれの生き残ることを保証するあらゆる処置をとろう。

生き残るためのあらゆる手段をとろう。

素朴な人道主義に身をまかせることは、あまりにも容易なことである。

偽物の寛容に身をあやまると、悲劇的な結末を招くであろう。

敵の真の意図を見抜かねばならない。

知らないうちに、僕たちの頭がジャックされています。

敵は戦わずして、戦いに挑んできます。

フェイクの情報に気をつけましょう。

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