久しぶりに天気が良かったので、登山に行ってきました。
西武池袋線の芦ヶ久保駅に下車して、すぐに登れる丸山(960m)です。
駅から登山道までの道がちょっと分かりづらかったです。
しかし、登山道は広く、傾斜もなだらかで登りやすいですね。
頂上には展望台があります。
奥多摩や奥秩父の山々が見渡せて、景色が最高でした。
はじめて登りましたが、なかなか良い山です。サクッと登って帰りたい人にはおすすめです。
登山中に、ちょっと思ったことがあります。登山に過度な筋肉はいらないです。むしろ邪魔です。
最近の研究では、森林浴がストレスホルモンを減少させることがわかっています。
森林でなくとも、室内の観葉植物でもストレスは軽減するようです。
ここでいう「ストレスホルモン」とは、コルチゾールのことです。
コルチゾールは、脂肪や筋肉を分解して血中に栄養を送ります。
また、免疫系の働きを一時停止します。
なぜ、こんな働きがあるかというと、緊張し戦闘態勢になっているからです。
このホルモンは、体に栄養を送り込んで、すぐ動けるようにします。
そして、戦うために免疫系を一時停止するわけです。
だから悪いホルモンではありません。必要です。
しかし、この戦闘状態が続くと、体は疲弊します。
そして、うつ病、不眠症による精神疾患、生活習慣病にかかりやすくなります。
当然ですよね。
体の大事な機能を、一時停止するわけですからね。
このコルチゾールを低下させるためには、心の安定が必要です。
落ち着いた気持ちにするには、森林浴が効果的なんですね。
まあ、公園なんかの緑でもいいです。
森の中で生活をしていた縄文人からの遺伝子が、まだ僕たちの中に残っています。
だから、緑の中にいると落ち着くようにできているんですね。
登山から帰ってきて、疲れていますけど、気分はすごくいいですね。
たしかにストレスはなくなりました。