フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

ちょっと思ったこと

2021年05月11日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は短くいきますね。

承認欲求を捨てなさい、とか

人に悪口を言われても気にしないこと、とか

あるがままの自分を愛しなさい、とか

結局、同じことを言っているんだ、

と気づいたのはいつのことだっただろうか。

自分がハゲて、デブになって、ボケてきても、

「まあ、いいや。それでも自分のことが好きだな」と思えると人生が楽になります。

逆にいうと、いま愛している人がそうなっても、まだその人を愛せますか?

という問いも同じことなんだと思います。

何かが優れているからだとか、容姿がいいだとか、関係なく、

それを超越したところで、愛せるだろうか?

そんなことを、ふと思ったので文章にしてみました。

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たとえツッコミとバイオミメティクス(生体模倣)

2021年05月10日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は約束通り、類推について書いてみようと思います。

類推は、アナロジーともいいます。

まずは、ぜんぜん別の二つの物事に共通点があることを見つけます。

そして、その共通点をもとに一方の物事にみられる性質が、

もう一方にもあるだろうと推論することです。

ちょっとややこしいですかね。それはそうです。

かなり高度な脳の機能だからです。

僕たちがよく使うものとして、たとえです。

たとえは、ある事を別の事で表すことです。

「androidのスマホとIphoneって一緒でしょ」

「いや、えなりと稲荷くらい違うよ」

これは、似ているんだけど全然違うものを、たとえで表現したものです。

8浪している人が9浪目に挑戦すると聞いて、

「9年、当時生まれた犬がぼちぼち死ぬ頃やん」

これはフットボールアワーの後藤さんの得意とするたとえツッコミと言われるものです。

おもろいですね。

また、バイオミメティクス(生体模倣)と呼ばれるものがあります。

これもある意味、類推の一種ですかね。

生物の変わった機能を真似して、人間のテクノロジーに利用することです。

たとえば、ハスの葉っぱは撥水力があって水をはじきます。

その性能を利用して、ヨーグルトの蓋が作られています。

もし撥水しなかったら、べったり蓋にヨーグルトがつくでしょうね。

また、カタツムリの殻は汚い自然で生活していても泥がつきにくい性質を持っています。

それを利用して、風呂場のタイルが作られています。

こんな感じで、まったく違う自然の機能を、人間の使うものに応用しています。

このような発想は、人間にだけしかできない類推能力です。

AIがどんどん進化していっても、フットボールアワーの後藤さんのようなうまいたとえツッコミはできないでしょうね。

じゃあね。

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ネアンデルタール人や認知革命について

2021年05月09日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

「ネイチャー」に発表した論文によると、

新型コロナウイルスの症状を悪化させる遺伝子が人間のDNAの中に6個あるそうです。

この遺伝子を持った人がコロナに感染すると、

人工呼吸装置を必要とする重症に発展する可能性が3倍も高い。

このDNAは、ネアンデルタール人から受け継いだものだそうです。

つまり、ネアンデルタール人との混血があると、コロナで重症化する可能性がある。

日本人はネアンデルタール人との混血が少なく、欧米人には多いそうです。

ところで、僕たちはホモサピエンスは、ネアンデルタール人とどう違うのでしょうか?

ネアンデルタール人は、体が大きく凶暴で、寒さに強い種族でした。

ホモサピエンスは、体が小さく(特に女性)、戦いに弱く、暖かい気候で生活するのに適しています。

普通に戦ったら、ホモサピエンスは弱いので、ネアンデルタール人に勝てなかったと言われています。

では、なぜホモサピエンスは彼らに勝てたのでしょうか?

有名な歴史学者・ユヴァル・ノア・ハラリの書いた「サピエンス全史」によると、

ホモサピエンス(人間)は、嘘をつく能力があったから地球を支配できたと言います。

嘘というと「なんだ」と思いますが、ようするに、物語を語る能力のことです。

たとえば、ネアンデルタール人は、見たものをそのままに話すしかありません。

ライオンを強いと思ったら、ライオンは強いという事実だけ記憶します。

しかし、人間はもう少し発展させます。

ライオンは強い。お父さんは強い。「うちのお父さんはライオンの生まれ変わりだから強いんだ」みたいな嘘話が作れるわけです。

この嘘話が、神話を作る能力になって、人間を一致団結させます。

それにより、ある程度の規模の団体を作ることができるようになった。

そして、団結することで戦いに勝てるようになったわけです。

「あの世には神様がいる。死んでもあの世で英雄になれるから、死んでもがんばれ」みたいにね。

この現実には存在しないフィクションを、語ることができ、信じれる能力が、

人類が発展するうえで決定的な出来事だったと言います。

彼は、このことを「認知革命」と言いました。

これから先の未来の話ですが、人工知能が人間の記憶と思考を支配していくでしょう。

だから、人間はかならず記憶や論理的思考の面で、人工知能に勝てなくなります。

しかし、それでもまだ人工知能に勝てる部分があると、僕は思っています。

それは、類推能力です。それについては明日書きますね。

じゃあね。

 

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机の前に貼る一行

2021年05月08日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

昨日のつづきで、ひきたよしあきさんの本です。

「机の前に貼る一行」という本があります。

簡単な言葉で構成されていますが、なかなかいい。

ちょっとパラパラめくってみる。

「明日がすばらしい日だといけないから、うんと休憩するのさ」

という言葉がありました。

漫画のスヌーピーに出てくる言葉だそうです。

そうだな、たしかにちゃんと休まないと楽しい日が台無しになるな、と思いました。

最近はそんなことはないんですが、

むかしは楽しい日を寝不足で台無しにしたことが、よくありました。

好きなこの前でもウトウト眠かったりしてね。

そんなこんなで、明日の大事な日のために、

ぐっすり睡眠を取りましょう。

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大勢の中のあなたへ ひきたよしあき

2021年05月07日 07時00分00秒 | 読書・書籍

大勢の中のあなたへ」という本があります。

子どもたちへの手紙形式で書かれた本です。

小学校くらいのお子さんがいらしたら、ぜひ読ませてあげてください。

なかなかいい本です。

たくさん引用すると怒られるので、短く省略して紹介してみますね。

本の紹介なので許してもらえると信じて。

友だちを作りたいあなたへ

友だちを作りたいあなたに手紙を書きます。

友だちを議題に話し合っていたとき、ある女の子がこう言いました。

「友だちとはまた会いたいと思う人」と。

私が小学校3年生の時です。

その時、私はSくんというなかのいい友だちとケンカの最中でした。

いつもいっしょに下校していたのに、3日近くもバラバラに帰ったのです。

ある日、偶然Sくんが前を歩いていました。

私はかけ寄り、並んで歩き出しました。無言でした。

2人とも謝りたい気持ちがあるのに、言葉にする勇気がない。

ついにSくんの家の前まで来てしまいました。

「じゃあな。また明日な。ごめんな」口に出したのはSくんでした。

私は自分の心のせまさを悔いました。

はじめから出来上がった友達関係なんてありません、時には口論もし、ケンカもする。

そうした中で「また会いたい人」という気持ちを育むことでゆっくり友だちになっていきます。

Sくんは今でも親友です。会うと必ずまた会いたいと思う友だちです

こんな感じで、子供が日常生活で、どう振る舞っていいか迷い、悩んでいるときに、役立つと思います。

僕が読んでもためになるくらいですから。頭が小学生くらいなんでしょう。


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愚か者死すべし 原尞

2021年05月06日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ゴールデンウィーク中に、原尞さんの「愚か者死すべし」を読了

原尞さんは、作品数が少ないので、

味わって読まないと、読むものがなくなってしまいます。

彼の作品は、長編が5冊、短編が一冊、エッセイが一冊のみです。

そのうち長編を4冊読んでしまいました。

すべて探偵の沢崎シリーズです。ちなみに長編の作品をあげてみると、

そして夜は甦る 1988年 B+

私が殺した少女 1989年 A

さらば長き眠り 1995年 S

愚か者死すべし 2004年 B

それまでの明日 2018年

右のアルファベットは、僕が読んで面白かった評価値です。

「愚か者死すべし」は、今のところ一番評価が低くなってしまいました。

しかし、面白くなかったかといえば、そうでもなくて、

最後まで一気に読ませる筆力はさすがと言わざるを得ません。

この作品には、今まで出てこなかった携帯電話が出てきます。

2004年ですから、携帯電話がなければ作品は書けないでしょう。

沢崎はうまく携帯電話を使えません。

だんだん時代遅れになっていく沢崎が、ハードボイルドの運命と交差しているのかもしれません。

ハードボイルドは時代遅れなのか?

一般的に、ハードボイルドは、感情や状況に流されない非情な人物が、主人公になります。

沢崎は、まさしくそういう人物です。

僕たちは暴力に対して「恐怖」し、嘲笑に対して「怒り」ます。

他人との関わりの中で、いつも感情に流されて生きていますね。

しかし、沢崎は与えられた目的(依頼)を達成するためだけに、気持ちを集中し、感情を押し殺し、行動します。

時代遅れのハードボイルドな男です。

僕はそういう人物が、すごく好きなんですね。たとえ時代遅れと言われても。

ただ、沢崎はある瞬間にフッと感情的なところを見せるときがあります。

寡黙な男が決して見せない情の部分です。彼はやさしいのです。

今回も、そんな場面がありました。

好きなハードボイルド作家の藤原伊織さんは死んでしまったし、原りょうさんは作品が少ない。ほんと残念です。

読んでない長編は「それまでの明日」だけになってしまった。

寂しいです。

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陣馬山

2021年05月05日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記
久しぶりに陣馬山に行ってきました。
相模湖駅から与瀬神社まで行って、そこから登るコースです。

天気がよく、富士山がきれいに見えて、なかなか良い登山日和でした。

サクッと登って、全然疲れなかったです。

昔より登山はしなくなりましたけど、体力はまだありそうです。

陣馬山山頂は、思ったより人が多かったです。

みんなコロナ疲れをして、家にいるのにうんざりしているんですね。

それが良いことなのか悪いことなのか、僕には判断できません。
家にずーっと閉じこもっていると頭がおかしくなりますからね。

気をつけながら出かけるものいいんではないでしょうか。
   


    




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ストア派哲学のまとめ

2021年05月04日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

最近は、ストア派の哲学にハマっていて、頭の中で反芻しています。

ストア派の哲学については、自分に対するノートみたいになってしまって、スイマセン。

まあ、誰が見てもいい僕のノートみたいな感じです。

ストア派の哲学をシンプルのまとめると、

1ものの見方→2行動→3意志という流れになります。

1物事をありのままに見る

2自分にできることをする。

3耐えなければならないものは耐え、受け入れなければならないものは受け入れる

死がやってくるまで、僕たちは生きていくわけですが、

生きていれば必ず困難や障害にぶつかります。

そのときに、怒らず慌てず、冷静に物事をありのままに見る。

そして、自分のできることとできないことを区別する。

できることについては、淡々と行動していく。

そうやって自分の目標に向かって、強い意志をもってやり遂げていく。

ストア派の哲学は、そういう生きていく上での方法論を語っています。

 

 

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岩塚の黒豆せんべい(醤油味)

2021年05月03日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

最近、この黒豆せんべいにハマっています。

180円くらいなんですが、

イオン系のスーパーに行くと、たまに安くなっていて、120円くらいになっています。

その時に、まとめ買いします。

塩味もうまいですが、しょうゆ味は癖になります。中毒性がある。やばいです。

新潟の三大せんべい会社といえば、亀田製菓、三幸製菓、岩塚製菓ですが、

僕のイメージとしては、

亀田製菓はチャレンジャーで、商品開発がすごい。

三幸製菓は、「イッコでもニコニコサンコーのー」のコマーシャルでおなじみです。商品は雪の宿しか知りません。

岩塚製菓は、もう硬派です。堅焼きのバリバリのせんべいのイメージです。

でも、この黒豆せんべいを知ってから、岩塚製菓すごいじゃんと思っています。

株買うなら、亀田製菓とか岩塚製菓がおすすめです。

堅実な経営をしているので安定しています。

別に悪くないのに、数年前から岩塚製菓の株価が下がっているので、買い時ですね。

それはそうとして、いつも心の中で「がんばれ、せんべいたちよ」と応援しています。

みんなも食べてね。

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他人に助力を求めるとき

2021年05月02日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

「権力に翻弄されないための48の法則」という本があって、

気分は良くないですが、まあまあ、役に立つことが書いてあります。

なぜ、気分が良くないかというと、信頼や友情より、疑いと謀略に重きが置かれているからです。

その中でも、そうだなと思ったのは「他人に助力を求めるときは相手の利益に訴えよ。情けや感謝の念に頼ってはいけない」

というものです。

人に何か頼むときに「あの時、助けてやったよね。じゃあ今度はこれやって」と言っても、

なんだかんだ言い訳して、無視してきます。

だから、相手の利益になるものを見つけるのが大事です。

相手の態度を変えたいときもそうで、

相手の利益になることを見つけることです。

「これをするとよくない」と言うより、

「こうすると君のためになる」と説得したほうが、人は動きます。


「他人を思い通りにする唯一の手段は、パワーと悪知恵である。愛もあるではないかと人は言う。だが、それは太陽を待つようなものである。人生に昼も夜もない」byゲーテ

僕は愛を与え合うのが好きですが、人生はそれだけではダメなのかな。やっぱり生きていくのは厳しいね。

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