For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

ダイジェスト版 ツアー日記

2006年05月26日 | ライブ 
後で、 長いヴァージョンのツアー日記書きますが、、ここら辺でちょっと ダイジェスト版でお届けしましょう。

日本をたったのが18日、同じJALの国際線でもロスー成田間と成田ー香港間はいろいろと違った。 飛行機自体は同じジャンボ機なのだが、まず 香港行きの便には個人用の液晶テレビモニターがない。 麻雀ゲームで時間をつぶすつもりだったので、がっかりした。

一年半ぶりの香港はますます人が植えて、ケイオス インデイード、、 ロスアンジェルスの片田舎(?)から来た人間にはかなり辛い、、、 時間が経っても慣れない、、それどころかますますめまいがしてくる。 ついた数日は悪い事に雨だった。

カンジョウと発音するのか、ガンジャオというのか いまだにはっきりしないが 広東省の広州市というところに列車で向かった。

グリーン車の様なコーチをとってくれたのは良いのだが、途中 深?市を超えたあたりで汽車が壊れたらしく、いっこうに動かなくなってしまった。 待つ事小一時間くらい、、、 がたごとと動き出したのだ、、、。いつかは乗ってみたいシベリア鉄道はきっとこんな感じなのかな、などと考えているうちに列車は広州市に着いた。 途中の景色はまず、植物が違う、、牛が水牛なのはタイなどと同じだ。 どちらかというと、映画で見るヴェトナムの風景に似ている。 私の苦手な例の動物もいっぱい居そうだった。

駅から迎えのミニヴァンに乗って会場入りしたのだが、会場の外にはすでにアイドル目当ての若者たちが、うようよと居た。 ちょうど街頭テレビの力道山の試合に見入る、有楽町の群衆、といった感じだ。それより驚いたのが警官の数だ、うじょうじょといた。 なにか大きな声で怒鳴っている者もいた。 これはおとなしくしていないとヤバいな、、チャイニーズジェイルだけは御免だぜ、、俺の直感が働いた、、まあ、そうはいっても何も悪い事はしてないのだから、恐れる事は無いはずだが、、映画の見過ぎか。

リハーサルの様なものを終えて、控え室に帰った、、控え室には水のボトルが5ケース、250本ほど置いてあった。 いくらなんでもこんなに飲めるわけないじゃないか、、と思ったが、恐るべき理由はその後すぐにわかる事になる。

リハーサルが終わったのが4時、、出番は9時頃だったか、、4、5時間ある、、ホテルに帰って、シャワーを浴びて着替えて、軽くなんか食べて戻ってこよう、、。 まあ、当然こういった感じにいつもはなるのだが、、今日は違った、、、。
まず、この会場には冷房設備が無い、、いや、あるのだが、止まっている。正確には止めてあるのだ。 リハが終わった時点でもう全員 汗をかいている訳だ、、 手を洗いにトイレに行ったところ、、なんと水が出ない、、。そうかあの水のボトルの山はこういう意味だったのだ。 ここから出れないという事だった、、、、。 5時間ここにカンズメだ。

、、、、続く、、
コメント
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